「富岳風穴」~~♪
遠い昔~~昔~~~中学二年生の社会見学は「富士山の麓」の「白糸の滝」や「風穴」「氷穴」でした。
おぼろげな記憶を確かなものにしたくて、今回の旅の終わりに「富岳風穴」を訪ねてみました。
青木ケ原の樹海の中にある「風穴」は、今からおよそ1137年前の貞観6年(864年)の富士山の側火山・長尾山の爆発の際に、古い寄生火山の間を灼熱の溶岩流が流れてきて、できた二つのトンネルのうちの一つで、もう一つが「氷穴」です。
←風穴へ向かう道です。 深い緑の海・・・樹海の名そのものです。
→途中の道で見られる「噴火」の跡の異様な風景をいくつか見ることができます。
「風穴」の入り口に「ただ今の洞窟内部の気温=0℃」と出ていましたので、夏の日差しの中半袖でいた私は、慌てて車までジャケットを取りに戻りました(笑)。
この天然の冷蔵庫を利用して、昭和初期までは「蚕の卵」の貯蔵にも使われていたようで、今でも「蚕の入った箱」が置いてあります(多分・・・空・・・笑)。