love

神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

甲斐の国へ~~⑤

2009-05-24 | 旅行記

「富岳風穴」~~♪

遠い昔~~昔~~~中学二年生の社会見学は「富士山の麓」の「白糸の滝」や「風穴」「氷穴」でした。

おぼろげな記憶を確かなものにしたくて、今回の旅の終わりに「富岳風穴」を訪ねてみました。2009_05200488

青木ケ原の樹海の中にある「風穴」は、今からおよそ1137年前の貞観6年(864年)の富士山の側火山・長尾山の爆発の際に、古い寄生火山の間を灼熱の溶岩流が流れてきて、できた二つのトンネルのうちの一つで、もう一つが「氷穴」です。

2009_05200480_2←風穴へ向かう道です。 深い緑の海・・・樹海の名そ2009_05200486のものです。

→途中の道で見られる「噴火」の跡の異様2009_05200481な風景をいくつか見ることができます。

「風穴」の入り口に「ただ今の洞窟内部の気温=0℃」と出ていましたので、夏の日差しの中半袖でいた私は、慌てて車までジャケットを取りに戻りました(笑)。

「風2009_05200500穴」は、真夏でも3℃にしかならないそうです!

この天然の冷蔵庫を利用して、昭和初期までは「蚕の卵」の貯蔵にも使われていたようで、今でも「蚕の入った箱」が置いてあります(多分・・・空2009_05200508・・・笑)。

総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、内部は不思議と音が反響しません。

これは壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているためです。 

2009_05200489←穴の入り口は急な階段・・・手すりはありますが、薄暗くて深い穴に真直ぐ下りるような気分で

ちょっと恐かったです! それに空気が冷んやり・・・ドキドキで下りました(苦笑)。

2009_05200492

入ってすぐに左手2009_05200512に見えるのは「夏でも溶けない氷柱」! 

これは見事なものです!

2009_05200510

かがまないと頭がぶつかってしまいそうな溶岩の天井や、水溜りに気をつけながら進むと、溶岩棚、縄状溶岩などが見られます。

す~~っ~と歩いて15分ほどの風穴ですが、一見の価値はあります~~♪


距離は同じなんだけど・・・(笑)

2009-05-24 | インポート
「同じ坂を上がったり下ったりしているんだから同じだよ~~」って、笑われた、私の散歩道の話です。

家から早足で20分ほど歩くと、「芝生公園」に到着します。
ここで時々、幾種類かのエクササイズをしたり、季節のお花を楽しんだりして帰ることもありますが、普通は、そこからグル~~ッと「原生林」の中をウォーキングで一周して公園に戻ると25分。
再び20分歩いて家に帰る「65分コース」の散歩が多いんです。

樹齢300年ほどの木々の合間から「木漏れ日」を浴びての森林浴は、とっても気持ちがいいし、平な道ではなく、多少の起伏もありますので、「坂」の上がり下りもあったりして運動のためには快適なコースなんです!

この原生林の中をグル~~ツと回るのは、何となく「時計の針とは反対廻り」で歩くのが普通になってしまっているんですが・・・、
「反対周りで行くと、気分も変わるかな?」と、何度か時計の針と同じ方向で歩いたことがあるのですが・・・。

どうも「時計廻り」の方が「運動量が激しい」ような気がします(苦笑)。
主人に、その話をしたら~~、
「そんなことないよ、同じ坂をの上がったり下がったりするんだから距離は同じだもの」と、笑われました。

でもでも、歩いている私が「実感している」んだから、絶対に何かが違う!(苦笑)。

考えたら~~~、
多分、坂の傾斜によって「上がるのはきつい」けど「下りるのは楽」ってことなんでしょうね。
つまり・・・、
時計周りで行く方が「傾斜のきつい坂」を上がることが多いんでしょう。
傾斜がきついけど、下がる坂になる「反対廻り」の方が「楽」と感じる・・・こういうことかも~~。

ややこしいけど・・・そうらしい~~きゃははは