「天城トンネル」
昨年のちょうど今頃も「天城越え」をしましたが、「爆弾低気圧」の通過の翌日だったため「天城峠はうっすらと雪景色」でした。
そのため「伊豆の踊り子」で有名な「天城トンネル」は通行止め!
「暖かくなったらハイキングに来ようね」と、主人と約束をしていたのですが・・・春になり夏になり・・・(苦笑)。
ちっとも計画をしないので「どうして?」と聞くと「ヘビがでそうだから・・・」という返事(笑)。
確かに・・・うっそうとした林と湧き水でジメジメとした地面や崖、真っ暗なトンネルの中は、ヘビがいてもおかしくなさそう・・・(汗)。
ですから「ハイキング」はあきらめましたが、雪のないときなら「車での通行が可」であることを知り、今回の温泉へ向かう途中に通り抜けをすることに決定!
天城峠・旧天城トンネル
(あまぎとうげ・きゅうあまぎとんねる)
天城トンネル(正式名称=天城山隧道)は、静岡県伊豆市と、同県加茂郡河津町を結ぶトンネルです。現本線の新天城トンネルと区別するため「旧天城トンネル」と呼ばれています。明治38年に築造され、全長445.5m、アーチや側面などすべて切り石で建造しており、石造道路トンネルとしては、日本に現存する最長のものです。総石造りの馬蹄形をしたトンネルの入口や内部は、非常に重圧な構えとなっていて明治末期を代表する歴史的トンネルであるとし、平成10年9月25日に有形文化財に登録され、平成13年には道路トンネルとしては初めて国の重要文化財に指定されました。
その旧天城トンネルに続く道は川端康成作「伊豆の踊り子」でも有名な旧天城峠です。ブナ・カエデ・ヒメシャラなどの樹木が自然のままに生い茂る風情は、今も「伊豆の踊子」の世界そのものです。道の途中には、伊豆の踊り子文学碑や氷室、あの名曲「天城越え」の歌詞に唄われている寒天橋や、風光明媚な二階滝(にかいだる)などもあり、気軽なハイキングコースとして人気があります。
国重要文化財に指定されているほかに「日本の道100選」「日本百名峠」にも選ばれています。 1970年、国道414号の有料道路として造られた新天城トンネルの完成によって、 現在は森の中に静かなたたずまいを見せています。
(↑説明文のみ、町の観光協会のホ-ムページよりコピーさせて頂きました)
このトンネルまでの道路は、舗装していませんのでガタガタ~~!
小石がはねたり、小さな木の枝が当ったりで車も傷ついてしまいましたが(涙)、我が家の新車でなく愚息の車で来て良かった~~(笑)と思いました。
「落石注意」「凍結注意」の看板もいたる所にあり、すれ違いもままならぬ狭い道です。
短いトンネルですから、反対側の光は見えていますが足元は暗いので、「懐中電灯」を持って歩いている方たちもいました。
私たちは「車」で通り抜けてしまいましたが、「念願」だった「天城トンネル」の通過に満足~~♪
「河津ループ橋」
天城峠を越えて下田方面へ向かうとすぐに「河津ループ橋」を走ることになります。
正式には「河津七滝ループ橋」だそうです~~。
国道414号、河津七滝(ななだる)・大滝温泉への入り口にある巨大な二重ループ橋です。
総延長は1.1k、高さ45m、直径80m・・・想像してみてください!
道路の高低差を二重の螺旋でつないだ高架橋で、地震による崖崩れの教訓を生かして採用された工法だそうです。昭和65年に開通しました。
ちょっと遊園地の乗り物気分になれます~~♪ 制限時速は30kですので守りましょう~~♪
ここを通る度に「写真を写したい」と思っていたのですが(苦笑)・・ようやく実現。
しかし、橋の真ん中の駐車場に車を止めて、上を見上げ、橋を通る車を目で追っていたら、グルグルめまいがし気持ちが悪くなりました(苦笑)。
橋全体を写す場所は難しかったので、→町のホームページの写真を借りました。イメージがつかめると思います~~。