***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

京都の旅@一日目

2012-09-23 23:59:59 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

9月23日(日)、東京は雨降り。

なので、最寄りの駅まで息子に送ってもらい(←留守番賃1,000円up)、
品川駅7時04分発のこだまで京都へ出発です。

  

朝ご飯は駅で買ったお弁当。
最近のお弁当は侮れない美味しさで嬉しい限り。
『よっちゃばれ弁当』(右)の竹皮の箱は、ホテルの部屋で小物入れに使えて
超便利だったし(笑)

 

 

京都駅到着は10時34分。雨は降っていませんでした。

駅のバス案内所で市バスの一日券(@500円)を購入して、
バスに乗り込みホテルへ向かいます。

 

市内はバス路線が充実しているので移動はほとんどバスでOK。
有り難かったです。

市バスの路線は洛ナビ等で下調べ済みでしたが、
同じバス停名でも系統によって停留所の場所があちこち分かれているのには
少々難儀しました(汗)

 

 

ホテルは河原町三条にあるロイヤルパークホテル ザ 京都

 

 

  

去年の秋にオープンしたばかりのホテルはどこも綺麗でデザインもお洒落。

設備も整ってて、この料金(新幹線と2泊3日の宿泊代で26,000円)
では申し訳ないくらい。
部屋はちょっと狭いけど、ほとんど寝るだけだし。


バス停や地下鉄の駅にも近く、

高瀬川は50m、

 

先斗町もすぐそこという嬉しい立地。


 

なので、街歩きも楽しい。

狭い間口から覗いてみると奥に長~い路地とかね、
ひとつひとつ入って行きたくなります。

お昼を予約したお店のある八坂神社までバスで行こうと思ったんだけど、
そんな街をツラツラと歩いていたら、いつの間にか到着。



 

お店は、神社のすぐ脇にある柚子屋旅館の一心居

 

門をくぐり、

緑に囲まれた石段をあがって、戸を開けると、

お目見えするのは、竈。

んまぁ(笑)

竈の窓(?)の形がお寺の窓みたい。凝ってますね。

白い竈とガラス戸の向こうの緑、それを合わせたような色の壺がまた素敵。

 

映画のスクリーンのような窓に映るのは滝をしつらえた坪庭。
重ねて素敵♪

柚子の木を眺めながらいただいたのは、鯛柚子雑炊膳@3,800円

 

 

 

 

目にも麗しいおばんざい15点盛りと旬のお魚、柚子雑炊、甘味のわらび餅。

ぜ~んぶ美味しかったです。 

特に柚子雑炊は絶品。
鯛の出汁と青柚子の香り、こんなに美味しい雑炊は初めてかも。

雰囲気もお味も大満足。
まだ新人さんなのか、緊張感バリバリのお兄さんの説明も初々しくていいカンジ(笑)


出だしからこんなに素敵だと、あとが心配、ってほどのお店でした♪

 

 

 

「美味しかったね~」といいながらバスに乗り込み、向かったのは三十三間堂。

 

修学旅行以来の三十三間堂。こちらは裏側(っていうのかな)

正式名は蓮華王院で、国宝である本堂の通称が三十三間堂。
堂内の柱間が33あるということからだそうです。

長さは120m。一点透視図の見本のような眺めですね。

 

たまにはこんな記念写真も(笑)

 

正面側。

他に観光客がいないように見えますが、

 

ほら、この通り(笑)

 

堂内は撮影禁止。ほとんどの神社仏閣がそう。
撮影可でも仏様や神様にカメラを向けるのはちょっと気が引けるかもだけど。

 

このお堂に整然と並ぶ千手観音像の光景は誰しもが知るところ。


【参考写真】

圧巻です。

千体の観音像は全て顔が違っていて、その中には会いたい人の顔が必ずいると聞き
探そうと思ったんですが、上の段の観音像は全く見えず。
少し高い場所に拝観台をつくってもらいたいとこですが、
観音様を見下ろすようなものはやっぱりダメなんでしょうね(汗)

観音像は1年に何体かずつ補修されているそうで、
この時も空いた場所に「補修中」の意味の札が立っていました。


ちなみに千手観音の手は千本ではなく、合掌の2本を除くと40本で、
1本に25の意味があり、40×25=1000、とのこと。

仏像とか全く知識が無く、この旅行にあたって少々勉強し、
如来、菩薩、明王、天部の各像の意味するところ等が理解できた私ですが、

いや~、お陰で千手観音の前に並んでいる二十八部衆の説明とかが
スルッと入ってくるんですよ。
これは嬉しかったですわ~(←レベル低すぎ?)

そして、美術館で催される展覧会で見るのと、年月を重ねたお堂で見るのは
全く違うものだと、、

太い柱や軋む床を肌で感じ、お香の匂いを嗅ぎながら、僅かな光に浮かび上がる姿を見る、
そのことの意義を大いに感じた次第でありました。

中学生の時はそれがどんなに有り難いかなんて、
これっぽっちも分からなかったのよね~(汗)

 


 

三十三間堂を堪能したあとは、すぐ近くにある七條甘春堂というお菓子屋さんの
甘味処で休憩。

お店の佇まい、素敵です。

 

いただいたのはクリームあんみつ@945円。

小豆も白玉も美味しかったけど、アイスクリームが乳脂肪分の少ない舌触りで今ひとつ。
惜しいです(汗)

 

そこから夕食までに時間があったので、バスには乗らずまたテクテクと街歩き。

京都は曇り空から日が差す良いお天気へ。鴨川を渡る風が涼やかで気持ちいい~。

 

  

面白そうな神社や雰囲気のいいお寺があると、つい寄ってしまい、お賽銭代がかさみます(笑)

 

 

こちらは河原町五条の市比賣(いちひめ)神社

この神社の↑姫みくじがやたら可愛いかったんだけど、
受付時間の午後4時半をとっくに過ぎていて買えず。残念なり~。

 

 

夕食は鴨川沿いに建つフナツルキョウト カモガワ リゾートにて。

こちらのお店の前身は明治3年に創業された老舗料亭旅館『鮒』で、
現在はレストランの他、結婚式やパーティなどの利用も多いそうです。

 

鴨川を望むテラス席でいただいたのは、
一休.com限定の、川床で楽しむフレンチコース@5,000円

川床ってので一度食べてみたかったのよ~(笑)

 

アミューズの『小さな一皿』 って、いくらなんでも小さすぎっ。
自分がガリバーになった気がしたわ(笑)

 

  

 

お料理は、前菜のお魚が少し生臭かった以外みんな美味しかったです。
中でもフォアグラのアイスクリームを浮かべたビジソワーズは
まったり濃厚で気に入りました。

でも、この日の夕暮れ時はかなり気温が低くなって、ビジソワーズとジュースと
デザートのフローズン巨峰で体が冷え切ってしまい、ちと辛かったです。
9月末で川床は無理があったかも(汗)

食べ終わる頃にはとっぷりと日も暮れて、テラスも一段といい雰囲気。

 

 

食後は、まだ新米さんというウエディングプランナーの方が140年の歴史を持つ
館内を案内してくれまして、

古~いエレベータの手動の開閉が面白かったりとか、秘密の中三階とか、
最上階にある教会で「せっかくですから結婚式のようにお二人で歩いてみては」と
こっ恥ずかしいことを言われて、でも一生懸命盛り上げようとしているのに
イヤだとも言えず、仕方なく腕を組んでバージンロードを歩いちゃったりとか(笑)

お料理以上に、お客さんを楽しませようとする姿勢が素敵だな~
と感じたお店でございました。

 

 

 

二日目へ続く。。。

 

 

 

 

 

 


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