みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

政治家の「苦渋の決断」はろくでもない決断

2017年10月02日 | 憲法守るべし
先月下旬、5日間の短いベトナム旅行をして戻ってみると盛岡の寒いのにびっくりした。でも気温の激変以上に政界の変わりようにはもっと驚かされた。

希望の党という希望のない党がうまれ、例によってメディアは大騒ぎをして持ち上げているし、おまけに民進党まるごと希望の党に公認を〝お願いする〟と決めてぐちゃぐちゃになっている。前原はつい先日党代表になって、「民進党を再建して再び政権をとることを目指す」ようなことを言っていたはずだが、これでは信念も根性もないまったくただの政治やだ。
小沢一郎もさっさと「希望」を乗り換えた。野党共闘を希望と考え、その実現に大きな働きをした小沢だったが、本来の悪い癖が出て壊しや小沢に逆戻りしたのか、緑の狸を「オリーブの木」と思い込んで、陰で野党共闘分断の策略をめぐらしたのかもしれない。

昨日の午後、盛岡駅前で民進党政調会長の階が演説していた。立ち止まって聞いているのはバスを待っている人くらいだったので、道を挟んで階の真正面でしっかり話を聞いた。
階はもともと野党共闘には消極的だったが、党幹部となり前原とともに先頭に立って野党共闘の分断につながる民進党「解党」をすすめた。
階は演説の最後に、「安倍政治を変えるためには、多数の議席を獲得しなければならないが民進党だけではできないので、希望の党に合流する道を選んだ。苦渋の決断だったことをご理解いただきたい」というような言い訳をした。冗談じゃない。数さえそろえばいいってものじゃない。
私は、「希望に行っても希望はないぞ!国民をだますだけだ!やめとけ!!」と大声で叫んだ。それでも言い訳を続けるので、「戦争法はどこにやった!立憲政治はどうした!!」負けずに抗議した。そろえる数の中身が大事なのだ。

普段ならば自民党の政治家の演説でも静かに聞く私だが、戦争法案や共謀罪法案に民進党を代表して質疑にたち、政府を問い詰め反対を明確にしたその人物が、戦争法容認を「苦渋の決断」と言って「敵」側にはしる者たちにはがまんができない。

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1 コメント

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お久しぶりです。 (からしだね)
2017-10-05 09:05:56
しばらく記事を更新されていなかったので心配しておりました。お元気そうで、何よりです。

本当に、この数週間の政界の激変ぶりには驚き、などと悠長なことは言っておられず怒り心頭です。
前原さんとその取り巻き、そして小沢さんは万死に値すると思います。
枝野さんが立憲民主党を立ち上げられたことが希望ですが、共産党さん、社民党さんにも全力で頑張って頂きたいです。私も微力ながら応援しています。

前回の参議院選挙で東北は野党共闘が最もうまく行った地域でしたね。しかし今回は希望に行った議員も多く、心配です。市民+本物の野党連合、頑張りましょう!

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