けさのNHK「あさイチ」の「ヤナギー&アッキ―がゆく沖縄旅行」は、沖縄観光旅行かと思いきや、“本土”に住む国民に対し問題提起をした立派なレポートだった。沖縄の不動産屋には「軍用地売ります、買います」の看板が出ているのにはたいへん驚いたが、いろいろ考えさせられた。
沖縄復帰から45年、今も「沖縄は、米軍基地がなければやっていけない」と思っている本土の国民はおよそ6割に上るという。「基地がなくてもやっていける」と思う人は約3割。“本土”が“沖縄”を「知らない」ことの一例として紹介されていたのだが、同じ質問に沖縄県民の答えの割合は3割対6割、本土の逆の割合になっている。
本土の多くの国民の認識は「基地は沖縄のためになっている」のだから「沖縄に基地があることは仕方がない」となリかねない。米軍に土地を奪われた人には国からお金が出ているんだろう?というような沖縄へのやっかみ・反感を生むことにもつながっていると思う。
「春の野原」 野草か野菜が〝野生化〟したものか分からないが菜の花に似た花が咲いていた
沖縄復帰から45年、今も「沖縄は、米軍基地がなければやっていけない」と思っている本土の国民はおよそ6割に上るという。「基地がなくてもやっていける」と思う人は約3割。“本土”が“沖縄”を「知らない」ことの一例として紹介されていたのだが、同じ質問に沖縄県民の答えの割合は3割対6割、本土の逆の割合になっている。
本土の多くの国民の認識は「基地は沖縄のためになっている」のだから「沖縄に基地があることは仕方がない」となリかねない。米軍に土地を奪われた人には国からお金が出ているんだろう?というような沖縄へのやっかみ・反感を生むことにもつながっていると思う。
「春の野原」 野草か野菜が〝野生化〟したものか分からないが菜の花に似た花が咲いていた
辺野古に関心を持ち始めた頃、ある週刊誌に沖縄の基地問題が特集されていまして、その中に「沖縄では基地がある前より無くなってからの方が税収や雇用が増えている」という記述があり、そうなんだなあと思ったものです。
本土と沖縄では意識の差に開きがありますが、何より沖縄に負担を押し付けて何も感じないということが一番の問題なのだと思います。