みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

復興大臣 こんどこそは?

2017年04月27日 | 憲法守るべし
安倍首相は、今村氏に代わる復興大臣に福島5区選出の元環境副大臣の吉野氏を起用した。
新大臣は記者会見で、今村発言を「被災地にとっては許すことのできない発言だ」と述べ、津波で事務所が流されたことなどを語り自分も被災者であると強調していた。こうしたことがあってか、新聞によっては、福島出身で復興に熱意を持つ人のように伝えている。そのとおりであってほしいと願う。
ただし、新聞「赤旗」は「後任に吉野氏起用の無神経」と書き、吉野氏のこれまでの発言などを振り返っている。
福島5区には東電福島原発があり、2010年3月に衆院環境委員会でNHKスペシャル「原発解体 世界の現場は警告する」に対して「国民に不安を与えただけ」と批判し、11月の同委員会では「原発をわが国はもっともっと推進しなければならない」と主張した。3・11については、衆院予算委員会で、1000年に一度の大災害、原子力損害賠償法では天変地異の場合は(賠償を)全部国が見る規定になっていると東電の責任を免除するよう求める発言をした。2015年には、自民党の原子力規制に関するプロジェクトチーム座長として原子力利用に関わる提言を作成した。原子力規制委員会は「独立性にこだわるあまり孤立に陥っている」と批判し、関係省庁や原子力事業者らとのコミュニケーションをを深めるよう求める発言をしている。
「赤旗」は、このような発言を紹介したうえで「原発推進、東電免罪の吉野氏を充てた安倍晋三首相の無神経な人事は、被災者と被災地に背を向けるものです。」と指摘している。
いずれにしても、吉野氏が「本当に被災者に寄り添っていけるのは私だという自負」を貫いてくれることを願いたい。


春の野原「カキドウシ」 

澤口たまみ著「岩手の野草」に照らし合わせながら名前を記入しているのですが自信はありません。きのうの「オオイヌノフグリ」も“それらしい”という程度で見てください。イヌノフグリについて澤口さんは、可憐な花の姿とかけ離れた「こんな名前(犬の睾丸)はあんまりだ」というので、学名である「ベロニカ」に統一しようと話題になったことがあると書いています。


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1 コメント

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花に倣う (からしだね)
2017-04-28 08:02:14
今度の復興大臣は福島出身と言うことで、被災地の方々を思いやれる方かなと考えていましたが、そういう方だったのですね。今だ収拾のつかない大事故を起こしたにも関わらず、「原発推進」なんてどういうつもりなのでしょう。
色々不祥事続きだったため、恐らく発言には注意されるでしょうが、実際の行いがどうか、注視する必要がありますね。

今回のお花、「カキドウシ(カキドオシとも呼ぶみたいですね)」は全く知りませんでした。ウィキペディアに「隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている。」とあり、生命力の強い花なのでしょうか。お花はか弱いイメージですが、そういうたくましさは見習わないといけませんね。
また、イヌノフグリの名前の由来も「へええ。」と思ったのですが、昔の方は自然の生き物をよく観察していたのだなあ、とも考えました。学名も良いですが、オオイヌノフグリの場合、別名「瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳」とあり、どれも素敵な和名だと思います。

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