みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

共謀罪と改憲を絶対ゆるさない

2017年05月12日 | 憲法守るべし
からしだねさん、釜石の山火事は今日も消火活動がつづいているようです。お見舞いと激励ありがとうございます。

「共謀罪」、野党の追及で政府の答弁は混乱し二転三転、最も肝心な点の一つである一般国民が捜査の対象になるかならないかでさえ大臣と官僚の答弁が食い違う。こんな状態の「共謀罪法案」を来週18日には衆院を通過させると自公が確認したという。審議時間が30時間に達するから十分審議したという理屈らしい。おまけに強行採決に〝煙幕〟を張るため自公は維新と組んで「修正案づくり」も始めたというから「戦争法」のときと同じになってきた。憲法も法律も議会制民主主義も多数を握ればどうにでもなるとすれば独裁政治だ。安倍政権のもとで日本は一途にその方向に進んでいる。しかし、アベ独裁の綻びがこの頃ひどく目立ってきた。
共謀罪を是とし、改憲でも同じ立場の首相の仲間内にも、“安倍流”に対する批判がぶつぶつと湧き出しているようだ。石破氏については前に触れたが、伊吹氏、岸田氏など自民党の中枢にいる人物からも首相の改憲メッセージに異論が唱えられている。さらに、衆院憲法審査会の幹事懇談会で、自民党幹事が、首相発言は「自民党に向けて示したもの」「2020年施行に憲法審査会は縛られない」と表明した。例によって党内の調整を経た〝正式な〟意思として示されたものでなく国会対策のための表明らしい。独裁者アベの改憲発言は、改憲勢力に勢いをつけるつもりだったかもしれないが、今や仲間の中でも浮いて漂い始めたように見える。改憲勢力の中に矛盾が発生していることの表れであっる。
「森友疑惑」などアベ政治がひっくりかえりそうな要素はひろがっている。それは自然にそうなったのではなく野党と国民のたたかい・世論によるものだ。どの独裁者も強そうに見えて意外と脆い。あきらめるな!諦めずに頑張ろう!!


          「春の野」 何という植物か名は分からないが“穂”が風に揺れていた。