ルイ・ロットの館

ルイ・ロットにハマった笛吹きのブログ。

Anton Braun Piccolo

2011-12-26 14:45:46 | 日記
今週末の受け取りかと思っていた荷物がなんとさっき届きました。

首を長~~~くして待ち焦がれていたドイツのアントン・ブラウンのピッコロです。



2月にウェイティング・リストに名前を載せてもらい、5月にオーダーの確認をし、納期は約3ヶ月と言われていたものですが、

Eメカニズムを無しで、と注文する際になんやかやと大変なやり取りがあり、やっと納得してもらい、特別注文となりました。

待つこと4ヶ月経っても連絡がなく、ようやく連絡が来て、11月末には出来上がると言われていたのですが、

その直前に、やはりEメカニズムを付けないことには楽器製作者としてのプライドが許さない、みたいなことを言い出し、

おだてて、なだめすかしてやっと得た妥協案が、Eメカニズムをオフセット(取り外し)可能なメカニズムを作るというものでした。

それが可能なら最初からそれをカタログに載せておいてくれれば、あんなにモメることもなかったのに(苦笑)。

そしてクリスマス前には届くだろうと連絡が来て、24日に成田空港に到着、本日手元にやってきました。


注文したのはA=442Hz、C足、ホントはEメカニズム無しのところ、オフセット式のEメカニズム、となりました。


ブラウンの特徴は親指のトーンホールが通常の円錐管ピッコロでは2つのところ、一つのみで、フルートに似せた形状になっています。


そしてこれが問題になったEメカニズムですが、


一緒に送ってくれたドライバーでネジを回して、引き出すと


表Gisへの連結が空振りし、表Gisが閉じないようになっています。

これをあの頑固者のブラウン爺さんは

「オフセット可能なEメカニズムを搭載したピッコロはこれが最初で最後だ」 とメールに書いて、なんと最後は :-) ←こんな笑顔の絵文字まで(笑)



そしてこのピッコロは通常のピッコロの最低音がDまでなのに対し、Cまで出るものです。




最近愛用しているAug.Rich.ハンミッヒと並べてみます。






頭部管はブラウン爺さんお勧めの波形です。




ロゴ。


プルマークまで付いています。




これからじっくりと育てていきたいと思います。

吹いてみての感想はまたいつか。






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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
火がついて (momo)
2013-02-16 10:47:52
当初、今のハンミッヒに頭部管だけ交換しようかと思っていたのですが…買い換える♪で
悩んでおります…

ブラウンと山田ピッコロ
メナートやパウエル、キーフ…

アドバイスお願いします…
本当ならプライバシーもあるので直接メールでご相談したいのですが…((T_T))

オケで吹いてます
今のハンミッヒはとてもなついてくれているのですが、高音のG#より上が軽く出したくて…

ブラウンはキンキンうるさいよ。と言う意見もあるし、山田さんは可愛らしくて…とか、
ハンミッヒの音が好きならメナートの方が?とか
人それぞれなので困っちゃって…((T_T))
本当は吹き比べしたいのですが、その機会をもつよていではありますが
その前に同じオケ吹きのプロの方にアドバイスがほしくて…((T_T))切実に悩み中です
よろしくお願いいたしますー(>_<)

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