



先日、LARA BAUMANN 先生の QUANTUM YOGA のクラスを受けてきました。
彼女のヨガは、アーユルヴェーダの3つのドーシャ(カパ、ピッタ、ヴァータ)がテーマとなり、個人の性格やコンディションに合わせてドーシャ別に練習を選ぶ、彼女独自が開発した美しいシークエンス・シリーズです。
今回私が受けたのは、朝行うのに最適な「ピッタ」エネルギーを上げていくダイナミックなヴィンヤサのクラス、その名も「Beauty」。
美しさと名付けられたシリーズは、ピップオープンに始まり、緩やかにそして時にとてもダイナミックなシークエンスが繰り広げられ、まさに自分の呼吸が音(楽)となり、まるでダンスをしているかような爽快感と全身に巡りに巡りまわるエネルギーのグルーブ感!楽しくてしょーがない。
彼女の語る「Beauty」=美しさとは、ダイエットとか美肌とか決して美容的な意味ではなく、彼女がこのシリーズを作る際のアイディアとなったのが、実は日本の美意識「「侘&寂(わび・さび)」。
大学時代に日本美術を学んだ彼女が出会った日本の美意識、それは「茶の湯」でした。
「わび」とは千利休が究極の美的感性として目指したもので、華美さや虚飾をさけたそこはかとない静寂さが漂った落ち着いた状態のこと。
「さび」とは俳人の松尾芭蕉が求めつづけたと言われていて、明快さと物寂しさを伴った洗練された感性のこと。
彼女はその日本の美意識を、ヨガの中に見い出しました。
例えば、有名な陶芸家が作った器や椀も、湯を注ぎひび割れてしまったところに美しさが生まれるように、不完全な中に美しさが見えることがある。
落ち葉が完璧な緑色をしていなく、むしろ萎れていたり、枯れていたり、ひとつひとつ形が違うように、アンバランスな中に新しい美しさを見い出すことがある。
私たちの体も老いていって、それがたとえシワや歪みであったとしても、人生の経験や努力を積んだ結晶がそこに存在するという美しさ、それを日々ヨガのポーズの中で見つめて愛して観察してほしいということなのです。
なのでアドバンスのポーズになると、わざとアンバランスなハンドスタンドを次々と挑戦していきます。そしてその中に斬新さ、美しさ、強さ、しなやかさを見い出してきます。集中力やチャレンジ精神が増し、クラスが終わった後は本当に魔法にでもかかったの?ってくらいに見えない自信に満ちあふれている自分に出会うことが出来ました。
まさかヨガのクラスで、しかも外国の先生から改めて「侘・寂」を学ぶなど思いもしませんでしたが、紀元前3000年以上も前インドで生まれた生命科学=ヨガの考えに、日本の美(つまり心)が存在したことに対して、ハンドスタンドしながらお前は猿かというくらいに喜びのジャンピンを体で表現し、新しいポーズにチャレンジしていく内に込み上げてくる熱い思いで目頭あつくなり、心泣いてました。
っていうか、先生のウェアーの着こなしがまたイケてんだねー。
春になったので、私も明るい色を着て、美意識を上げていこうかなんて。「美」とは女性にとって本当にとても大事なことなのです。
どんなに困難な状況に立たされようと、どんなに平凡な毎日で繰り返しの日々が続いていたとしても、いつでも同じ笑顔で美しく微笑みかけてくれる、そう最近睫毛パッチリになったあの人のように!
私も強く、そして美しい心とそれと同等の容姿を持った、いつまでも好奇心旺盛に美を追求する女性でいたいです。
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