エリザベスタウン

楽しみにしていました。
でも期待しすぎたかな？
「あの頃ペニー・レインと」の方が断然好き。
それでもこっちも嫌いじゃない。良く分かんないけどそれなりに好き。

あの予告だけ見るとどうも感動ドラマと取り違えてしまうような気がしたり車で旅する映画に見えてしまったり・・・あの予告よくできてるよね。
とりあえずドラマで車で旅するけど、でも予告を期待していくと肩透かしを食らうかもです。
どちらかって言うとユーモアたっぷりで描かれているので感動する映画ってわけではなかったです。ちょっとコメディ？
きゅんと来る所はもちろんありましたけど。
一人の青年が悲しみを思いっきり味わったり人と出会うと少し違うものが見えてきましたって感じ。
一度どん底まで落ちると前に進むしかないのです。
全然押し付けがましくなくて全てを観てる方に委ねてると思う。
ラストもすっきりで印象に残るような終わり方。
ドリューとクレア二人の関係はとても曖昧だけど微笑ましい。
携帯で一晩中話してたシーンは良かったです。おかしいけどね。
電話代を気にした人は私だけじゃないはず！
でもああいうのはとてもいいと思う。
いい意味で変な映画のような気がする。
ふわぁっと通り過ぎていくけど色んなものを残していってくれてるような気がする。
それはとても温かくて素敵なもの。
私は見た後は余韻に浸りたくなりました。なんかゆっくり染みてくる。

スーザン・サランドンのスピーチシーンが一番よかった。
皆を一つにした笑いと素敵なダンスはお父さんへの気持ちがいっぱい。
このダンスがホントにいいの！
笑えるのに泣きそうになった。スーザン・サランドン素敵！

オーリはかっこいくて可愛い。とにかく素敵。
アップになるとかっこよすぎてやばい。言うことが可愛い。仕草がかわいい、泣き顔が可愛い、寝てて可愛い。
それしか以外の感想が思いつかない。（笑）
でも自然体でちゃんと演技してた。と思う。

キルスティンは相変わらず老け顔でね。不細工でね。ごめんなさい。（苦笑）
でも掴みどころのないマイペースな役がはまってたのか途中からかなり可愛く見えた。
それはそれでなんか悔しい。
キルスティンが可愛く見えたわけじゃないことにしよう。クレアが可愛く見えた！！

音楽はやっぱり素敵でよくって。サントラ欲しいな。
でもドライブシーンの音楽が忙しすぎてちょっと残念。
仕方ないんだけど。
あとどうしてムーンリバー＆ローマの休日なんだろう？
でも私もクレアの地図で旅したいな。