goo

「駅伝がマラソンをダメにした」

生島淳 著
光文社新書 235
2005年12月20日
700円+税

思いっきり要約すれば、駅伝、特に箱根駅伝の
人気が上がってしまったために選手の育成も
それが中心となって、(長距離の本流である)
マラソンに集中できなくなっているというお話。

まぁ、それは確かにそうなんでしょうけど、
駅伝に人気がある理由がテレビで取り上げる
からというのはあまりにお粗末な分析でしょう。

駅伝はブレーキもあれば、○人抜きという
ドラマもあって面白いのです。一つのチームの
中でも力にばらつきがあるから、そうなるの
ですね。マラソンは一緒に走る相手より先に
ゴールすればいいけど、駅伝では後に力の弱い
選手が控えているなら一緒に走る相手に差を
つけて襷を渡さなきゃいけない。基本的には
タイムトライアル、そしてそれはとても辛い
競技です。だから面白い。まぁテレビの解説者
なんかも本当の魅力はわかってないような気も
しますけどね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )