いちおう見ときますか

九州南部では記録的な大雨が続いてるようですが（そして噴火も続いてるようですが）、東京は毎日暑いです（そして時々ゲリラ雷雨が降ります）。
...というわけで、あんまり季節的に合ってないような感じ大ではありますが、今月（6/13）新国立劇場で上演された「白鳥の湖」（プティパ／イワーノフ版；改訂振付　牧阿佐美）のTV放送がありますね。
（まあ、ロシアでは白鳥は夏の鳥だからな...）

2015/6/29（月）【6/28（日）深夜】　NHK BSプレミアム
新国立劇場 バレエ公演
「白鳥の湖」（0:33～02:43）
「シルヴィア」（02:44～04:27）（再放送）

奇をてらわない、オーソドックスタイプの「白鳥の湖」です。
オデット／オディールの米沢唯さんも頑張ってますが、やっぱり見どころは、新国バレエならではのコール・ド・バレエの美しさでしょうね。
東フィルの演奏は...まあ、こんなものかと (^^;)

梅雨らしくない雨の降り方...

いろいろありますケド、どうぞみなさま御無事にお過ごしください...

さて、ココを御覧下さってる方々は勿論ご存知でしょうが、東京バレエ学校（＠NBS）のオープンクラスみたいなのの受付が明日（2015/6/21（日）10:00～）始まりますね。
（詳細はNBSまたは東京バレエ学校のサイトで）
マラーホフを始め、豪華で多彩な講師陣は、さすがNBS (^\^)
受付は先着順だそうですので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

昔に比べるとやっぱりこういう機会も増えて来てるようで、今どきの子供たちはチャンスに恵まれてますよね。
以前は、たぶん、相当しっかり覚悟のある人しかこういうのに参加できなかったでしょうけど、今はもっと気軽に参加できるみたいで。



子供たちと言えば、ABT（＠NY）では、7/1（水）昼公演と7/4（土）夜公演の「シンデレラ」（プロコフィエフ作曲／アシュトン振付版）で、『大人一人分のチケット購入で、同伴の6～17才の子ども一人無料』キャンペーンをやってます（チケット購入は電話かボックスオフィスのみ）。
行けませんけどね...

ABTダイヤモンドアニバーサリーとか

ABTの75周年記念サイト(http://www.abt.org/75/)はもう御覧になったでしょうか？
まあ、記念サイトと言ってもミニコーナーみたいなもので、そんなに内容が豊富なわけではないですが、昔の写真とか興味深かったです。
往年のダンサーのインタビューとかもあって、たぶん、バレエやってる人には面白いんでしょうね。
Metのショップでも、クリスチャン・ラクロワデザインの75周年Tシャツとか売ってて、盛り上がってるみたいです。

さて、今週末のNHK Eテレ「クラシック音楽館」（別名：続・N響アワー　笑）は、フェドセーエフ指揮による「シェエラザード」の演奏会。
N響の演奏はともかく（^^;）、目を閉じて12AKtとかの名場面を脳内リプレイするのもいいんじゃないでしょうか？
前半はラフマニノフの超人気曲特集（「ヴォカリーズ」＆「ピアノ協奏曲第2番」）なので、まあ、クラシック・ファンでないチュチュ・ファンの方々にも楽しんで頂けるメニューなんじゃないかなと思います。

見逃した人が多かったのか？（笑）

今年のローザンヌ国際バレエ・コンクール決勝の再放送をやるみたいですね。
（そういえば今年はあんまりTVで予告されてなかったかな？）
2015/6/7（日）＜6/6（土）深夜＞ 00:25～02:25　Eテレ

もちろん、出場者は皆さんそれなりに上手いんですが、私は特に、金原さん（5位入賞）の柔らかくて可愛い雰囲気が何とも言えずいいなぁ、と思いました。
やっぱりこういう芸術系の業界では、「ひととは違う何か」が大切ですしね。

ただ、最近とみにこのコンクールが（一般的に）有名になるにつれ、ちょっと心配なのは、コレが絶対視されるようになってしまうこと。
確かにPrix de Lausanneは権威ある老舗の登竜門で、大きなチャンスの一つではあるけど、唯一のチャンスってわけでもないし、コレでお墨付き貰ったから安心、というものでもないですもんね。
（まあ、ここで認められれば自信にはなるでしょうし、舞台でやってくなら、ある程度の自信は必要なものですが）
バレエダンサーを目指す本人はもちろん、周囲の人も、「このコンクールに出られなかったから」「入賞できなかったから」ダメだとか、考えないでいてくれるといいな、と思います（そんな人いないか）。