Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

ドイツ語強化月間(笑)3

2008-09-28 05:45:28 | ドイツ語強化月間(笑)
母音...にくっついた話。

hが母音の後ろにくると、その音を伸ばすことになってます。

ah アー … Sahneneis <ザー>ネンアイス (ソフトアイスクリーム)
         ↑注:Sahnen(生クリームの)+Eis(アイス)なので、「ザーネナイス」とは読みません
eh エー … Ehre <エー>レ (誇り、栄光)
ih イー … Ihr <イー>ァ (君たちが/彼女に)
oh オー … Lohengrin <ロー>エングリン
uh ウー … Uhr <ウー>ァ (時計、~時)

ウムラウトにくっついた場合も同様です。Kraeheクレーエ(小型のカラス)とか、Hoehleヘーレ(洞窟)とか、Muehleミューレ(水車小屋)とか。

ここで、あれ?と思われた方いらっしゃいますよね。......rが「ァ」??
rの発音については後でまた書くつもりですが、母音の後で、なおかつ音節末に来た時には、rは「ア」みたいな音になるんですよ。(でも「ア」って言っちゃうと本当は違うんですけどね。その話もまた後で書きます......たぶん)
つまり、

er アー(エァ) … Feder フェー<ダー> (羽根、ペン)
ir イァ … Fakir ファー<キァ> (行者、魔術師)
or オァ … Tor <トーァ> (門)
ur ウァ … Natur ナ<トゥーァ> (自然)

という感じ。
他にも前回出てきたMoorモーァ(沼)とか、忘れちゃならないBierビーァ(ビール ←全然チュチュと関係ない 笑)とか。
ただ上を見てお気づきのように、aの後に付いた場合には「アー」ではなく、比較的ちゃんとrを発音するみたいです(まあ、そうしないと、rが付いてるのが分かんなくなっちゃいますもんね)。例えばAntiquarアンティクヴァール(古本屋(の人))とか、Wahrheitヴァールハイト(真理)とか、Haarハール((髪の)毛)など。

erはちょっと特殊で、本来は「エァ」となるはずですが、上の例のようにアクセントのないe+rの場合は「アー」に近い音になってきます。
どういうことかと言うと、例えば、

Ehe エーエ (婚姻)

という語では、アクセントの付いている最初のeは、口の両端を思い切り横に引っ張って「エ」というのに対し、アクセントの付いてない後ろのeは、横への引っ張りが弱くなって、「ア」寄りの「エ」になりますよね。この「ア」寄りの「エ」にrの「ァ」がくっつくと、日本人にはなんとなく「アー」に聞こえると。英語の-erに近い発音だと思ってもらってもいいかもしれません。

ただし

Er エァ (彼が)
der デァ (その)

といった代名詞や冠詞や疑問詞、それに接頭語の

er- エァ(エル)
ver- フェァ(フェル)

などのeにはアクセントはありませんが、これらは必ず「エァ」で、絶対に「アー」にはならないです。なんでかと言うと、こういう《母音が(一区切りの中で)1コしかない》時のeはわりとはっきり「エ」と発音されるから。(実は接頭語の方の「エ」はaウムラウトと同じ「エ」なんですが、そこまで気にしなくていいと思います)
さらに補足しておくと、接頭語の方のrは(zer-とかvor-とかも)、ちゃんとrとして発音されることもよくあります(人による)。

というわけで、みゅうとがサービスショットを披露したり、あひるちゃんがごちんごちん石つぶてをぶつけたり、黒みゅうとが死に損ないのふぁきあを嵌めようとしたりした、特別室のアルコーヴ式の出窓は↓

Erkerfenster エルカーフェンスター (Erker=アルコーヴ+Fenster=窓;最初のEにアクセント)


ここでもう一度思い出していただきたいのが、「ァ」になるのはあくまで音節末のrのみ。
Lehrerレーラー(先生)のように後ろに母音が続く場合はもちろん、Herzヘルツ(心臓、心)とかDornroeschenドルンレースヒェン(いばら姫=眠りの森の美女)みたいに子音が続く場合もrの発音は消えませんので御注意。複数形や格変化(←これもまたいつか)で後ろに母音や子音が付いた場合も同様です(例:federnフェーデルン、羽根、複数形)。

なので、某・あやつり人形師(Marionettenspielerマリオネテンシュピーラー)の呼び名は

Herr Drosselmeyer ヘ<ル> ドロ(ッ)セルマイ<アー>

規則的だから簡単?ですよね。

彼の墓があるらしい(笑)教会(Kircheキルヒェ)の裏庭(Hinterhofヒンターホーフ)は、博物館裏の”石の庭”から、”戦士の泉”(Kriegerbrunnenクリーガーブルネン)とマルクト(Markt、市場)広場を過ぎて行った先にありますが、Feilturmファイルトゥルムという名前の塔(Turmトゥルム)近くの城壁(Mauerマオアー)からも見えるらしいですね。私が行った時は城壁を修復工事中だったせいか、よく分かりませんでしたが。
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ドイツ語強化月間(笑)2

2008-09-21 01:40:43 | ドイツ語強化月間(笑)
母音の話の続き...(とりあえず子音は無視してください 笑)
2つ(以上)並んでる時はどうなるのか?

①同じ母音の場合は、2つつなげてそのまま伸ばすだけ。

aa アー … Saal <ザー>ル (ホール)
ee エー … See <ゼー> (湖/海)
oo オー … Moor <モー>ァ (沼)

「iiイー」「uuウー」てのは見たこと無いです。その代わり(?)

ie イー … Siegfried <ジー>クフ<リー>ト

てのがあります。
もともとeはほとんど「イー」に近い発音をされることもあるので、それがつながってると思えばいいのかもしれません。
たまに

Kooperation <コオ>ペラツィオーン (協力)

みたいに、『くっついた単語』(Ko+Operation)では音をつなげない(後ろの母音を別に発音する)、というケースのもありますが、後ろの母音にアクセントが無い限りはつながって聞こえるというのも事実なので、基本つなげる、と覚えとけばいいと思います。

②次に、違う母音の場合。

Mai <マイ> (五月)
Teater <テア>ーター (劇場)
Ruine <ルイ>ーネ (廃墟)

なんかは、2つの音をそのまま順番に読むだけ。ここまでは楽勝。
でも、ある特定のつづりの場合(の方がよく出てくるような気がする)は、それぞれ決まった読み方をしなきゃなりません。
まあ、たいして種類は無いんで、サクっと覚えちゃってください。

ei アイ … Ei <アイ> (卵)
ey アイ … Drosselmeyer ドロ(ッ)セル<マイ>アー
ay アイ … Bayern <バイ>エルン

au アオ … Haus <ハオ>ス (家)

eu  オイ … Freund フ<ロイ>ント (友達)
aeu オイ … laeuten <ロイ>テン (鐘が鳴る) 《注:aeはaウムラウトです!》

こんなもんですかね。
厳密には「アイ」の「イ」は「アに近いイ」だとか、「アオ」の「オ」は「ウに近いオ」だとか、「オイ」の「イ」は「オに近いイ」だとか、細かい音の違いがあるんですけど、自然にそうなると思うので、気にしなくていいでしょう。

規則には例外があるもんで、外来語由来の単語なんかで、これ↑とは違う(ていうか普通の?)読み方をするものもあったりします。

Museum ム<ゼーウ>ム (博物館)

「ムーゾイム」にはなりません。(もともとの単語の構造が「Muse+um(Musaの建物)」なので、当然といえば当然ですが)
まあ、そういうのは、それぞれ覚えるしかないですね。

ネルトリンゲンのリース・クレーター(Rieskraterリースクラーター)博物館の裏庭には石(Steinシュタイン)がいろいろ展示してあります。真理(Wahrheitヴァールハイト)の沼の樫の木(Eicheアイヒェ)とつながってるかどうかは別として、地質学的にはおもしろいものなので、ゆっくり見て回られることをお勧めします。気候が良ければ、あずまや(Laubeラオベ)でのんびりするのも気持ちいいかも。
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プロコのロミジュリ&ラインの黄金

2008-09-18 23:53:36 | その他
おなじみN響アワーで、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」(組曲)やります。

2008/9/21(日) 21:00-22:00 NHK教育 「一時間でわかる! 〈ロメオとジュリエット〉」
組曲「ロメオとジュリエット」(プロコフィエフ)(組曲 1, 2, 3 番からの抜粋)
管弦楽:NHK交響楽団
指 揮:マッシモ・ザネッティ
[収録:2008年6月14日, NHKホール]

音楽とシェイクスピアの原作を対比させて解説するという、けっこう無謀な企画らしいです。
しかも原作って、セリフが(戯曲なんだから当然セリフばっかりですが)かなり下世話というか、卑猥なんですよね...
まあ、そういうとこは上手く避けるのかな。


あと、その前日の土曜日に、BSでワーグナーの「ラインの黄金」(舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』シリーズの’序夜’)があります。

2008/9/20(土) 22:00-00:38 NHK BSハイビジョン
楽劇「ラインの黄金」(ワーグナー)

ウォータン:トマス・ステュアート
ドンナー:ヴラディーミル・デ・カネル(演技)、レイフ・ロール(歌)
フロー :ヘルミン・エッサー
ローゲ :ペーター・シュライアー
アルベリヒ:ゾルタン・ケレメン
ミーメ :ゲルハルト・シュトルツェ
ファゾルト:ゲルト・ニーンシュテット(演技)、カール・リッダーブッシュ(歌)
ファフナー:ルイ・ヘンドリックス
フリッカ:ブリギッテ・ファスベンダー
フライア:ジャニーヌ・アルトマイア
エルダ :ビルギット・フィンニレ
ラインの少女:エヴァ・ランドヴァー
  〃 :エッダ・モーザー
  〃 :リーゼロッテ・レープマン

管弦楽 :ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮・監督:ヘルベルト・フォン・カラヤン
[制作:UNITEL(1981年)]

カラヤン演出の、何と言うか、やけに芝居がかった、映画みたいなオペラですが、歌手はさすがに当時の最高級の人たちを集めてますね。
録音は1973年ザルツブルク・イースター音楽祭で、映像は1978年収録。映像と音を別々に収録して編集するというのは、カラヤンがよくやった手法らしいです。

超簡単にストーリーをまとめると、「ラインの娘」(上記配役表では「ラインの少女」と訳されてますが)が守っていた「ラインの黄金」から、いかにして「ニーベルングの指輪」が作られ、呪いがかけられ、その呪いがふりかかったか、というお話。...ですかね?『それを持つ者が世界を支配する』(あおとあか! 笑)といわれる指輪をめぐって、神々と小人族と巨人族が、仲間割れしながら果てしなく争い続けるという...いろんな人(人じゃないけど)のいろんなエピソードが出てきて、少々込み入ってますが、主役はヴォータン(神々の長)かな。この第1作目ではまだジークフリートは影も形もありません(「ノートゥング(ニーベルングの剣)」のメロディーは出てきますが)...というか、シリーズ主役はジークフリートじゃなくてヴォータンなんじゃないかと私は思います。

ところでお気づきでしょうけど、「フライア」というのは「フレイア」のドイツ語読みです。ふれいあさんみたいな美人の女神様(という設定 笑)。
(上記はWebで公表されてるプログラムなんですが、ドイツ語読みするなら「ウォータン」じゃなくて「ヴォータン」だろう、という突っ込みはしちゃいけないんでしょうね 笑)
で、このフライアさんは神々のために『永遠の若さの実』なるものを作ってる(ふれいあさんぽい?)ということになっていて、巨人族がヴァルハラ城を造った報酬に彼女をもらうのもらわないのともめた挙句、代わりにニーベルング族の財宝(指輪を含む)をよこせ、という話になって、呪われた指輪の物語が進んでいくんですね。
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ドイツ語強化月間(笑)1

2008-09-14 07:23:30 | ドイツ語強化月間(笑)
”チュチュ”にハマって「金冠町」に行かれた方も多いでしょうが、これから行こう!という方もまだまだ(?)いらっしゃるかと思います。
チュチュファンの方なら結構ドイツ語には馴染まれてるでしょうけど、それでもほとんどの方にとってはおそらく、英語ほどには親しみがないんじゃないでしょうか?
ドイツはかなり英語の通じる国ですが、地名とか料理の名前とか読めた方がたぶん便利でしょうし、何より現地の言葉をちょっとでも使った方が楽しいかも?と思いますので、これをきっかけにもっとドイツ語を話そう!ってことで、ドイツ語のオススメ。

とは言っても、私もひとに教えられるほどじゃないんで、実用のためと言うよりは、”チュチュ”の旅を楽しむためのちょっとしたtip程度の話ってことで読んで下さいませ。ドイツ語をよくご存知の方、もし間違いとか発見されましたら、指摘していただけると助かります。
では、Nun los!



何はさておき、読み方が分からないと始まらないですよね。
ドイツ語は英語と違って「変則的な読み方」というのはまず無いです。意味が分からなくても、規則どおりに読めば、読めます。便利。
まずは母音から。

a, e, i, o, uは心持ちおおげさに口を動かしてア、エ、イ、オ、ウ。何も問題無し。
しかし当然ながら(?)それだけでは終わりません。
ドイツ語には、ぱっと見、英語と明らかに違う母音がありますよね。”ウムラウト”ってヤツです。a, o, uの上に点々がついてるヤツです(本館eine Entchenの”ヴィー・シェーン”の綴り参照)。フォントが無い場合なんかは、ae, oe, ueというふうにeを付けて表されたりもします。ここでもその方式で行きます。
で、肝心の読み方ですが...

カタカナで表記される場合はどれも「エ」(ueの場合は「ユ」)になってることが多いと思いますが、もちろん違いがあります。基本的には、そのアルファベットを発音する口の形で、「e エ」(ueの場合は「イ」)と発音すると思って下さい。
つまり「ae」なら「a ア」と言うように口を開けて、口の中と舌は「e エ」の形にして音を出す。ややこしいようですが、慣れればどってことありません。例えば、

Kraehe ク<レ>ーエ (小型のカラス) ←クレールのドイツ語名?(笑)

以下同様に、「oe」は口を「オ」の形に突き出して「エ」と言ってみてください。

Noerdlingen <ネ>ルトリンゲン

で、「ue」は「ウ」の形に口をすぼめて「イ」。

Bruecke ブ<リュ>(ッ)ケ (橋)

ちなみにyもueと同じ発音の母音として使われることがあって、みゅうとの名前の元になった

Mythos <ミュ>ートス (神話)

なんかそうですね。ぜひ試してみて下さい。
あと、余談ですが、ウムラウトは単語が変形した時に出てくることがよくあって、例えば

Kloster クロースター (修道院)

という単語は、複数形が

Kloester ク<レ>ースター

で、形容詞が

kloesterlich ク<レ>ースターリヒ

で、そこからKloesterleクレースターレ(通称「あおとあホテル」 笑)になるわけです。
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かなりどうでもいい話

2008-09-12 00:19:57 | その他
今使ってるブログテンプレートについて、ちょっとだけ言い訳(?)。
私はいわゆる環境「保護」に興味があるわけじゃありません。
エコロジー(生態学)というのは、御承知のとおり「バランスの学問」であって、あらゆる構成要素は「遷移」するということがベースになっていて、特定の生物種や環境の維持を目的としたものでは全くないんですけど、なんか誤解されてることが多い気がしますね。何かがいなくなれば空いたニッチェ(場所とか栄養段階とかいろんな意味での「生息域」)を別のものが埋める。ある一つの変動で複数の生物種が巻き添えを食らう。二酸化炭素濃度が上がれば、植物の光合成効率が上がって生育速度が増し、二酸化炭素が固定されてそのぶん空気中から減る。生態学ってそういうもの。
あー、でも、別に環境保護運動を非難してるわけでもありません。「増えよう」とか「生き残ろう」とするのは生物の本質みたいなものですしね。ただそれが「地球のため」なんかじゃなく、「ヒト(自分たち)の生物的・社会的生活に適した環境を維持するため」のものだと認識した方が、営利社会の協力を得やすいんじゃないかなぁ?と思うわけです。
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「カヴァレリア・ルスティカーナ」

2008-09-10 22:46:34 | その他
チュチュとは関係ないですが、拙作「Die alte~ 9.田舎道」で、これの間奏曲をBGMにしてたんで、一応御紹介...
(オペラの中身についてはそちらの楽曲紹介を御参照くださいませ)

2008/9/13(土) 22:00-23:23 NHK BSハイビジョン
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ作曲)

サントゥッツァ:フィオレンツァ・コッソット (孤児のヒロイン?)
トゥリッドゥ:ジャンフランコ・チェッケーレ (の恋人)
ローラ:アドリアーナ・マルティーノ     (の元カノ)
アルフィオ:ジャン・ジャコモ・グェルフィ  (の夫)
ルチア:アンナ・ディ・スタジオ       (トゥリッドゥの母親) ほか

合 唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指 揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
[制作:1968年5-6月(ミラノ), UNITEL]


カラヤンのカヴァレリアは、いまいち私の話のイメージには合ってない気もしますが(笑)
間奏曲の他にも、サントゥッツァがトゥリッドゥの心変わりをルチアに対して嘆くアリアとかが有名ですね。
オペラにしては短くて軽い(話は重いというか暗いですが 笑)ので、あんまりオペラに馴染みのない方でも聴き易いんじゃないでしょうか?

「カヴァレリア・ルスティカーナ」の後、同じく短めのオペラ「道化師」(レオンカヴァルロ作曲;この2作はよくカップリングされる)も放送されます(23:23-0:41)ので、よろしければそちらもどうぞ。
これもまた、芝居と現実の境がつかなくなった男が舞台の上で妻を刺殺してしまうという、ドロドロのお話ですけどね(笑)


最後に訂正というか補足。
BBCプロムスのインターネット生中継は、イギリス国外ではラジオ放送だけでテレビはやりません。ので、中継をお聴きになる方(たぶん、ほとんどいらっしゃらないとは思いますが... 笑)は、前回ご紹介したサイトページの右上の[Radio 3 Live]というところからお聴きください。
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ターフェル@The Last Night of the Proms

2008-09-05 01:08:13 | その他
ここを御覧いただいているほとんどの方には御興味が無いとは思いますが ;)

私の一押しバス・バリトン、ブリン・ターフェル(別名:生ザックス 笑)が今年のBBCプロムスのラストナイト・コンサートで歌います。
(念のため、BBCプロムスというのは「クラシックを気軽に楽しもう」というイギリスの夏の音楽祭で、ラストナイト・コンサートでは恒例の「威風堂々第1番」(エルガー)や「ルール・ブリタニア」等の愛国的楽曲が演奏され、由緒あるロイヤル・アルバート・ホール(やイギリス各地のパーク会場)内で無数の旗が翻り、大合唱と口笛が鳴り響くという、とんでもないコンサートです)

ターフェルが歌うのは、第1部でワーグナー作曲「タンホイザー」からヴォルフラムのアリア、プッチーニ作曲「トスカ」からスカルピアのアリア、ヴェルディ作曲「ファルスタッフ」からファルスタッフのアリア、第2部では、新アルバムに収録されているイギリス民謡を何曲か、の予定。イギリスで絶大な人気があるターフェルがイギリス民謡を歌うんで、相当盛り上がること間違いなし?

それは別にしても、プロムスのラストナイト・コンサートは一度生で見てみたい(「聴いてみたい」ではない 笑)と思ってるんですが、現実にはイギリス(近辺)に住んでないとチケットを買うのが難しいんですよね...

ラストナイト・コンサートの模様はそのうちNHK(BS?)でも放送されると思いますが、当日はたぶんBBCのインターネット放送(http://www.bbc.co.uk/proms/2008/promsbroadcasts/tv/)があると思います。
現地時間で9/13(土)の午後8:00-午後10:35なんで、日本時間だと9/14(日)の午前4時ですね。頑張って早起きするか、起きて待ってるか、微妙なところ...(笑)
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