まめ手帖日記

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クリカエスコトモタマニアル

2007-05-30 | つぶやき
図書館で本を物色していましたら、石川三千花の「いきなりハッピー」という本の中に、石野卓球との対談があったので、借りてみることにしました。

1999年か2000年の「クレア」に掲載されたもので、若干、古いものではありましたが、おそらく読んだことが無かったので。

当時、結婚したばかりの奥さんとのエピソードについて書かれているのですけれど、ごめん、ちょっと、書いていいかい?長くなるけども。

卓球 結婚自体にはそんなにこだわりはなかったんですよ。でも、普段の生活で、例えば何か、いいことでも悪いことでもあるじゃないですか。それを夫婦の思い出として残すか、それとも結婚前の思い出として残すか、どっちがいいんだろうという話し合いをして、夫婦の思い出として残したほうがいいんじゃないかってことになったんです。
石川 夫婦としての思い出?
卓球 うん。夫婦で共有できる思い出と、同棲時代に共有する思い出って、あとから振り返ったとき違うでしょう。夫婦での思い出というほうが、半分ずつにできるような気がするんです。結婚するまでもすごくロマンチックなことがいっぱいあったんでね。
石川 いいよ、これを機に発表して(笑)。
卓球 じゃ、ラブパレードにまつわるお話を。5年前に、カミさんと初めてラブパレードに遊びに行ったんですよ。そのときはラブパレードもまだ5千人ぐらいで、いまほど規模がでかくなかった。それから僕は毎年行ってたんだけど、カミさんはずっと行ってなくて、その間に結婚したりして、今年、4年ぶりに2人で行ったんですよ。そしたら、うちのカミさんにしてみたら、5千人だったラブパレードが百万人になってて、一緒に遊びにいってた俺がDJとして呼ばれて来てるわけじゃないですか。
石川 うん、うん、すごいよね。
卓球 でね、プレイが終わって、階段をおりて走っていったとき、カミさんのところにいってキスをした。
《中略》
卓球 昔ね、まだカミさんが"彼女"だった頃、バリ島に2人で旅行に行ったんですよ。その頃、けっこういろんなこと、個人的に抱えてる問題がすごく多かった。でもバリに彼女と行って、夕日が落ちるところを見てたら、時間の概念というものさえなければ、この悩みはないんだという結論に達したんですよ。そのとき見た夕日とか、そのビジュアルがすごく心に響いてきていて、それを分からせてくれた彼女とそのバリでの思い出のことを『虹』という曲にしたんです。そしたらその翌年にベルリンのレーベルから、その曲をぜひリリースしたいという話になって、それがきっかけでベルリンとの架け橋ができたんです。
石川 いい話じゃない。
卓球 でね、今年初めてファイナルでプレイしたラブパレードで、その『虹』をかけたんですよ。ずっとね、絶対やろうって思ってたんです。


とまあ、こんなカンジです。今、誤字脱字チェックのため、読み返してみましたが、また感動した。

でも、離婚したって本当なの?

それはともかく、普段、石野卓球におけるメディア経由のプライベートの話、ほぼ、嘘ばかりじゃないですか(一度、友人から「今、ラジオに卓球出てたんだけど、あの人、子供8人もいるんだってね!」って、メール来たことあるからね)。

だから貴重だなって、思ったの、この対談。今、「虹」聴いてんの、トリコジカケニスル。

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