しおりの日記 ~恋と仕事、時々×××~

「お局」とか「負け犬」とか言われるけれど、30代独身の生活って結構悪くない。仕事・恋、その他のつぶやきです。

一期一会

2007-11-20 23:44:00 | 仕事
昨日は市からの委託で介護保険の認定調査に行った。
対象者は89歳の男性で一人暮らし。今までは要支援2の認定が降りていた。

要介護の方の認定調査が多いので、介護を受けていることの少ない要支援の方の認定調査はスムーズに終わった(といっても、困りごとを聞き漏らさないように配慮はしたのだけど)。

調査が終わってから、その方が「あなたには見せちゃおうかな」と言って、暇な時間に書きためたという書や作文を見せていただいた。

書は「誰にも師事しておらず自己流」とご本人のおっしゃる通りのものであったが、筆で書かれた仮名文字が柔らかで、
その手の中にご本人の持つしなやかさと『密かな楽しみ』といったような のびのびとした流れを感じ取ることが出来て お世辞でなく「素敵ですねぇ」という感想が出てしまった。
作文の方は、タイトルが『秋』とか『朝』とか、身近にある風景を題材にしながらも、古典や漢詩が多く引用されていて、しかも引用にとどまらず自身の心象が述べられており、
作者の教養と思索の深さを知った。

私などの感想が、彼の心にどう響いたかは分からない。
ありふれていて、つまらないことしか言えていなかったかもしれない。
でも、病気で6年余り入院中の妻を見舞いながら一人暮らしを続け、デイサービスやデイケアといったサービスを必要とせずに日々を暮らしている彼の日常も、なんと素敵なものかと思い、自分の素直な感想をあれこれと話してきた。

外注調査で会った方とは、多分しばらくお会いすることはないであろう。
その方の状態が悪くなって要介護となったら あるいはケアマネの依頼が来るかもしれないが、うちの事務所に来るとは限らない。
事務所から車で10分の距離。
再会があるかないか 全く分からないが、ちょっと面倒なはずの外注調査で
思わぬ楽しい時間を過ごせた。
一期一会。
人と触れ合う仕事の楽しさの一つでもある。

女二人でもかしましい

2007-11-12 23:49:05 | できごと
一昨日、昨日と一泊で三島の友達の家に泊まりにいった。
前にも一度書いた、職場も一緒だった学生時代からの女友達。

三島に着いたのが3時。
それから真っ先に彼女のアパートに行ってお茶を飲みながらお喋り。
で、気付くと6時半。
そろそろ夕食に…とお店に行き、そこでももちろん話が途切れることがない。
食べるのと喋るのとで口が忙しい。
治りかけたのに先週また痛めてしまった顎関節症が 更に悪化しそうな勢い。
そして10時ごろアパートに戻ってまた夜中1時くらいまで話が続く。

翌日は三嶋大社にお参りしたあと近所を話しながらお散歩。
仕事のことやら恋愛話やら、あるいは料理のことなんかまで語りつくす。
本当は昼過ぎには出発するつもりだったのに、結局4時まで喋って4時半頃の新幹線で帰路に着いた。
そして帰ってから届いたメールには『楽しかった。またお喋りしようね』と。
我ながら、よくもまぁ丸1日話すことがあるもんだと思う。
近くで観察している人がいたら「まだ喋る気か」と突っ込まずにはいられないだろう。

あー、でもすっきり。
おかげで今日の仕事は、ちょっとお喋り控えめで過ごせました。

笑う

2007-11-05 23:57:58 | つぶやき
『笑う』ということは
なんと不思議な力を持っていることか

目尻に 頬に 皺が寄ると
ピンと張っていたココロにも皺がよって緩みができる

笑顔は伝染する

ココロがゆるむ柔らかい笑顔を
ときには冗談で思いっきりの笑いを