ボッケニャンドリの思ったこと

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ビレイグラス自作【belay glasses DIY】@クライミング

2016年06月15日 08時35分49秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 ボッケ製のビレイグラス(belay glasses)はヘルメット直付式とヘッドバンド式の2種類。市販のと異なる特徴は1.眼鏡をしてても出来る、2.グラスを外さずにプリズムを上下出来る、の2点かな。ところが2の仕組みを上手く動かすのが難しい。

 その難題を解決するトルク蝶番とかトルクヒンジ(torque hinge)という名の便利な蝶番を最近見つけた。見た目は普通の蝶番だけど任意の角度を保持出るのが特徴だ。実は身近にあったのに気づかなかった。それはノートパソコンのディスプレイと本体の間に使われている。これのお陰でディスプレイの角度は軽い力で自由に変えられる。といって何時の間にかディスプレイが仰け反ってるなんてことがないのである。

 ただこの蝶番が軽いビレイグラスに対して期待通りに動いてくれるかどうかが現物が無いので分からない。そこで小さくて安いのを3種類買った。ここではそれぞれ「大」、「中」、「小」とする。

 ミニフラットトルクヒンジのそれぞれの型番は HG-MF25-BL、HG-MF15-BL、HG-MF08-BL だ。価格は200円程度と安く、しかもビックカメラでは送料無料。なのでこんな実験をする時にとても助かる。ちなみに角度調整の強度に関して「大」の 25-BL はやや強いので上げ下げには不向き。また上げ下げ用には「小」でも大丈夫。





 ヘルメット直付式とヘッドバンド式の共通部分は図-1である。プリズム部の形の都合もあったりで「大」と「中」の2つを使った。このプリズム部分は何時ものように千円程度で売ってる寝たまま眼鏡を使ってる。入院中に初めて本来の使い方で使った。

 プリズムを持ち上げたり下ろしたりするのは「中」の HG-MF15-BL を使った。目とプリズムの位置調整用には大の HG-MF25-BL で最初に角度を弄るだけである。


図-1 共通部分



図-2 蝶番の役割


 以下は共通部分を取り付けたところ。取り付けは蝶ネジを使っているので工具は不要。ヘルメットの端に取付用として直径4mm の穴を開けてある。そこから割れたりする事は無いと思う。


図-3 ヘルメットに付けたところ


図-4 ヘッドバンドに付けたところ






 belay glasses DIY で検索したら海外でも自作しようとしてる人が居た。それを見てると自分が作った初期のと同じのがあったりで走馬灯を見てるようだ。そこで英語圏からも検索出来るように題名にも検索語を入れることにした。それと文中にも若干の英単語を散りばめたりで世界を視野に入れた自作ビレイグラス。

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