ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

山の地図は新しい方が良い

2009年09月22日 08時46分35秒 | 思ったこと
 ヨメが新しい山の地図を買うって言う。暗に買う必要は無いよって感じで 「 もう持ってるじゃん 」 と言うとこんな話を始めた。ヨメが山でテントを張ろうとした時の話だった。

「 ちょっとちょっと、そこで何やってるんですか 」
「 テント張るんですけど 」
「 ここでテントを張るのは禁止ですよ 」
「 だってこの地図に… 」
「 こんな古い地図持って登られても困るんだよねぇ 」



 山の形は滅多な事では変らないけど麓の様子は10年20年でけっこう変る。清里の美し森の駐車場から真教寺尾根(しんきょうじおね)を経由して赤岳(八ヶ岳の一番高い峰)に行くんだけど、今から30年くらい前は一本道で迷いようが無かった。ところが遊歩道が出来たりで辺りは随分と変った。スキー場なんてのも出来ちゃった。ちなみに真教寺なんてお寺って見当たらない。

 これは山梨の家にあった初めて買った八ヶ岳の地図。昭和56年発行とあった。西暦だと1981年だから今から28年前だ。でも酸性紙っていうのかなぁ、広げてみたらボロボロと崩れ始めた。古過ぎると中身どころか使うことすら出来ないのだと分った。


昭和56年発行の地図


 山で一番迷い易いのは登山口。周辺にちょっと大きな建物があれば小道もそれなりにあってどれが目指す山に行くための道なのか分らなくなる。この標識にある天女山・羽衣池の先に赤岳があるんだけど天女山というのが引っかかる。こっちに行ってはまずいのだ。そういう時は人に聞くのが早いってことでたかね荘に行く。ここから歩いて1~2分だ。


さて真っ直ぐ行ってよいものか


 従業員らしき人を目敏く見つけて道を聞く。ところが分らないと言う。裏山である赤岳の登山口で働く人がそんな事も知らないのか、と思いつつ建物の中に居た人に再び同じことを聞く。ところがこの人も分らない。名前を聞いたらニャンニャンニャニャンと言うんだろうか。

 店長を呼んでくれてようやく分ったけど直接観光客を相手にしない人だとしてもちょっとねぇ。山の地図を良く見れば羽衣池のところが赤岳と天女山の分岐だと分るんだけど、赤岳と一言書いてくれてたら分り易いのになぁ、ってそんなんじゃ山登る資格なし?
コメント (2)
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