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blue化の裏話ーあるCDの活躍ー(再掲載5)

2023年04月05日 | CDの事

blueの施工は、

基本的には、さらに雑味をとっていく。と、いうものですが、

これをやっていくと、

雑味がいかに、出るべき音をころしていたかよくわかります。

LTD化で、電流はほぼ、水の様にすみきっているとおもっていたのですが、

まだ、わずかに、にごっていたのでしょう。

そのにごりをblue化でとってしまうと、

LTD化の真髄が出て来ます。

奇跡の地球で書いたように、

桑田君と桜井君の声がきれいに分かれてくる。

850LTD(前期型)+が、低域にシフトする。

など、本来、LTD化で、ここまで、出してくる能力をもちながら、

電流にのってしまった濁りが、

邪魔をして、出なかった。

と、思えます。

基本性能がLTD 化であがっているため

元々のコンデンサでは、もう追いつけなくなっていたのでしょうね。

サイテーション16Aの時に、ざりざり・ごりごりを

とっていったノウハウがあり

WADIAのこの小さなコンデンサも「にごり」はあるだろうと考えていました。

基本性能をひきだしきったら、

いずれは、やり変えなければならないと考えていた部分だったのです。

 

むろん、6LTDの状態でも、

WADIA9OH・音質改善・+αより音がよいのですから、

けして、悪い音ではないのです。

それがblueにもっていくと

まだ、解像度があがる。

 

この「にごり」をつくっていた、コンデンサを取り払う、と、簡単にかいていますが、

全体で80個以上。WADIA9になると150個ほど

その大きさ・・・

RIMG2853.jpg
Blue化で外したコンデンサです。
RCAコネクタと比べれば大きさが判ると思いますが、ゴミみたいに小さい面実装部品なので取り外し取り付け共にディスクリート部品とは違った難しさが有ります。
音が良くなるので実施していますが、実際には作業できる限界の大きさですね。

 

blue化を青色LEDに交換することだと勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。

RIMG3033.jpg
新潟のH氏よりBlue化の記事を読んで我慢できなくなり今年の2月の受付に参加するメールを頂きましたが、
本来リピーターは常時受付OKとしていますが、丁度受付再開案内を出してすぐに本業の予定が入り暫くお待ち願っていた作業です。
ブルーLEDが表示器とマッチしていて良いですね。

 

blue化を施工された機器で、青色LEDに換えられるものは

blue化したという「印」として、

青色LEDを換装しています。

 

この作業で、さらに帯域が広がると考えられるのですが、

一方で高周波も出て来ます。

この高周波を、あるところでカットしても

高周波が、可聴帯域に影響を与えている部分が残るわけです。

このカットをどのあたりからにするか

と、言うところがあり、

例えば

3MHz以上をカットすると、キンキンした音になり

1MHz以上をカットすると、ぼよ~~んとした音になり

と、

適正なカット数でないと、良い音にならないわけです。

 

そのあたりの「良い音」の判断につかったのが、

久石譲のアニメージュの中の、ととろの曲でした。

フルート(だと思う)が、冴えわたる印象的な曲ですが、

このフルート、じつは、

普通のCDでも、なかなか、つかわれない「高さ」のあるもので、

おまけに、オーケストラ編成でなく

シンフォニー?編成なので、楽器数も少なく

かなり、ピンポイント(ニアポイント)で録音していると思えます。

このせいで、高めの音の限界を判断できるのです。

ただでさえ、「きつく」感じる音が

カット数如何で、まともに聴けなくなる。

この限界のきつさを

すんなり、きけるようにしてしまったら

他のそれ以下の音階が凡庸になってしまう。

めったにない「きつさ」ではあるけど

これを、ぎりぎりのところで、

耳障りの良い「きつさ」に座らせる。

もう少し、高く鳴れば

破状したかとおもうような聞き苦しさがでてしまう。

微妙なカット数をさぐるのに

ずいぶん、役にたったのです。

 


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