非常にまじめで、誠実な方なので、
勝手にメールを拝借するというのも、いかにも、礼儀知らずであると
思いつつ、
どうも、WADIA８５０LTD・WADIA６LTDの人気沸騰ぶりの中にうもれて
WADIA21LTDの良さがプッシュされにくくなっていると思い
やはり、無断拝借を強行することにした。
とは、いうものの、WADIA21自体が全体のバランスがよいため、
あえて、LTDまでもっていく必要性がないと考えられるオーナー様が多いと思うし
ちょくちょく、書かせていただいている
ブルーノートさま
http://www.jazz.co.jp/LiveHouse/top/top.html?LV_ID=490
ここのWADIA21は
オーバーホールだけなのですが、
「これは、音質改善など必要がない」
と、いう音が出ていて
エージング・実奏がどれほど機器を熟成させるかを
物語るものです。
こういう話もあってか、
WADIA21を熟成させてみたいと
あえて、音質改善やLTD化を保留していらっしゃる方も多いのではないかと思います。
とは、言うものの、
今回のLTD化・追加１，２，３により
WADIA21の性能が引き上げられていて、
このWADIA21LTDをエージングしていったら
もっと、上回った音になっていくというのも事実です。
お忙しいということで
ほとんど聞くことができず、
エージングもまだ、これからという状態であると思えますが
やはり、変化の大きさが如実に出ていると感じます。
*******以下、メール無断拝借****
1. 第一音で気付いたのは「音の重心」が下がった点.
歌い手の口元がツイーターの位置から下に移動しました.
比較すると6LTDよりも重心が下にあります.
2. 情報量がかなり増えた点.
その上, 個々の音の輪郭が明瞭になり,
従来聴こえてなかった音が聴き取れるようになりました.
3. 音像の立体感が縦方向に拡大した点.
850LTDは横方向の拡がりが印象的でしたが,
21LTDは従来音と比較しても横方向には拡がっていません.
これは上記(2)による効果と思われますが…(??).
4. 本来これを最初にお伝えするべきでしたが,
音のエネルギー感が大幅にアップしました.
その為, 曲内の音の強弱が強調され,
今迄単調と思っていた曲に, 作者の意図(思い)を感じる様になりました.
このエネルギー感は6LTDの瞬発力とは違った種類のものと感じますが,
違いを客観的に表現するには, もう少し比較試聴が必要と思われます.
**********
代理個人の印象ですが
LTD化した時にかんじたのは、
850LTDより、６LTDに近いということでした。
全体的な構築ができているという部分で
音を均一にだしてくるという部分では850LTDに近いのですが
（水平方向・横方向ということです）
たとえば、
ドラムの音がぐっとさがっていて
位置的にもちゃんとヴォーカルの後ろに下がっている。
という、立体感は６LTDのほうににていると思ったわけです。
（縦方向・奥行き感ということ）
これが、追加改善により
さらに音が緻密になって、つかみやすくなったということだと思います。
音的には非常に優しさがあり、
膨らみがある分
すーと、21LTDの音は耳になじんで
安心感をもたらせるところがあります。
これは、現代社会の喧騒などでくたびれた体や心を
癒してくれる、精神的に力強いサポーターであると感じます。
だからこそ、
ブルーノートさんの盛況をささえることができる。
「落ち着く音」という個性があるおかげと思います。
それが、LTD 化でいっそう、際立ったものになると思います。
