森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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一票に託せず;生活保護「辞退」で死亡
定率減税廃止に加えて、住民税の増税が形になって現れてくると、さすがに息苦しさが一気に増した気になりました。こうなると、仮にボーナスが出ても総報酬制による天引き額が数年前にくらべて格段に増えたために、手取りが目立って減ってため息も出てこようというものです。
きょうから参院選がスタートしました。
生活のしにくさをこんな形で実感している人ならば、この選挙で一気に脱出したいという思いを抱いても当然でしょう。このエクソダスのかぎはもちろん私たちの一票にある。一票を託せる政党と候補者を政策を見比べてしっかりと選ばなくてはなりません。
だが、一票に託せなかった男がいる。彼は、生活保護を「辞退」させられて、死亡するにいたった。
日記に「おにぎり食べたい」 生活保護「辞退」男性死亡(朝日新聞) - goo ニュース
同市の当該区役所課長は「辞退届は本人が自発的に出したもの。男性は生活保護制度を活用して再出発したモデルケースで、対応に問題はなかったが、亡くなったことは非常に残念」と語っていますが、本人の日記によるかぎり、行政の側からの圧力を相当、感じ取っていたようです。だから、辞退させられたに等しいと思わざるをえません。
きょうから参院選がスタートしました。
生活のしにくさをこんな形で実感している人ならば、この選挙で一気に脱出したいという思いを抱いても当然でしょう。このエクソダスのかぎはもちろん私たちの一票にある。一票を託せる政党と候補者を政策を見比べてしっかりと選ばなくてはなりません。
だが、一票に託せなかった男がいる。彼は、生活保護を「辞退」させられて、死亡するにいたった。
日記に「おにぎり食べたい」 生活保護「辞退」男性死亡(朝日新聞) - goo ニュース
同市の当該区役所課長は「辞退届は本人が自発的に出したもの。男性は生活保護制度を活用して再出発したモデルケースで、対応に問題はなかったが、亡くなったことは非常に残念」と語っていますが、本人の日記によるかぎり、行政の側からの圧力を相当、感じ取っていたようです。だから、辞退させられたに等しいと思わざるをえません。
この一例は、生活のしにくさが死亡という結果にむすびついてしまったのでしょうが、息苦しさを感じる人は多い。東京新聞(7・12)が紹介しています。
母親は『一票』に託す 児童扶養手当
記事はシングルマザーの生活を追いかけ、彼女たちを取り巻く社会の環境を映しだしています。
この間の構造改革のなかで、シングルマザーも標的にされたのです。ご存知のように、財政難を背景に国は、母子家庭への支援策を現金給付から自立支援へと比重を移している。手当を減らす代わりに、就労支援事業の強化を打ち出したのです。
しかし、就労支援といっても、そもそも就労の条件がきわめて厳しい。文中のある女性の言葉が象徴的でしょう。
「でも、子どもを持つ女性が正規雇用されず、低賃金で使われる構造的な問題が解決されていないのに、手当が減らされるのは納得いかない」。
母子家庭への手当て打ち切りは、そこから這い出そうとする意思を摘むものにほかならない。「苦労する人はいつまでも苦労する社会」こそが志向されているのではとさえ思うのです。こうなると階層の固定化、すなわち貧困の固定化ということになるでしょう。
構造的な問題の解決はやはり政治の責任でしょう。解決するには、それにふさわしい国会の議席配置が不可欠です。階層や貧困を固定化してきのはだれかを見極めることです。
願いはかなうとはかぎりませんが、しかしそうであっても、一票に託すという主体者の意思を示そうとする彼女たちに、一縷の望みを感じます。一票に明確な主権者の意思を示しほしいと思うのです。
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これをコメント欄にはろうとして最近のエントリーに適当なのが無くて往生しておりました。
こう言ったことが、繰り返されていますが、責任問題にまでは話が行きませんね。なぜでしょうか?
救済の為の制度で、ケースワーカーによる人権侵害がまかり通り、最悪の場合「餓死」「自殺」に追い込まれても、国、役所、担当のケースワーカー職員はそのままです。責任を問う仕組みにしなければ延々と繰り返されてしまいます。自立援助と称するケースワークの強制的指導、助言による人権侵害にも目を向けていくべきだと思います。
受給者とて等しく人権やプライバシーはあるのです。
「自分が自分の人生の設計者」。頼みもしない助言、指導など必要なし。その監視ケースワーカーは無用の税出です。その人件費用は莫大な額のはず。それを「保護費」に当てて「餓死者」「自殺者」を減らして欲しい。
人権侵害、プライバシー侵害、人間としての尊厳を奪い取る、ケースワークによる強制指導は憲法違反!助言、相談を希望する人へのそれだけでよろしい!
>受給者とて等しく人権やプライバシーはあるのです
ご指摘のとおりですね。
責任は厚労省の生保行政にいきつくのでしょう。水際で受給希望者を排除する。徹底した「辞退」勧誘も一連の受給額削減のための方策です。
「福祉が人を殺す」実態が広まっているのではないでしょうか。この事例は、その痛ましい一例です。
よかったら遊びに来てください!
http://natuiro.net/ha/765
http://okei28.blog93.fc2.com/blog-entry-466.html