森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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久間防衛庁長官が違反入居? −税金のつかいみちはこれでよいのか
庶民への増税が来年も再来年もまっている。政府税制調査委員会にまつわる新聞記事がふえてきた。政府税調は22日、税制「改正」答申でいっそうの大企業減税を大枠で決めている。減価償却制度や法人税実効税率引き下げが柱となっている。(政府税調・自民税調の動向についてはこのエントリーで紹介した)。こんな大企業への大盤振る舞いの一方で、閣僚たちの議員宿舎の違反利用という「税金のむだづかい」を『週刊ポスト』がとりあげている。
分かりやすくいえば、大企業への減税分を庶民からの増税分でまかなう方向に税制をいっそうかえていこうとする裏側で、こんな税金のつかいみちがあっていいのか、そのことを同誌は問うているのだ。
ポスト誌によれば、俎上にのせられているのは衆議院高輪宿舎。地上11階、地下1階。なんでもトレーニングルームを完備し、3LDK・83平米で家賃は月額約6万円という。同じ広さで近辺では家賃相場が25万円というから4分の1になる。この議員宿舎が来年、統合されて完成する赤坂宿舎に議員は移ることになる。その新宿舎は地上28階、地下2階で、82平米、3LDK。ラウンジが最上階にあり、無料駐車場、談話室、保健室、トレーニングルームを完備、こちらも家賃は6〜7万円という。
同誌が問題にしているのは、つぎの疑惑である。
| 歳出カットが求められる中、こうした超豪華宿舎への批判がなされているが、さらに新たな“疑惑”が浮上した。永田町関係者が声をひそめて明かした。 「実は議員宿舎には議運(議員運営委員会)が今年6月に定めた『入居基準』がある。ところが、基準に違反して入居している議員がゴロゴロいるのです」 今年6月14日、衆議院議員運営委員会庶務小委員会が決定した「議院宿舎の入居基準」には、こうある。 <東京都23区内に住居を所有する議員は、議員宿舎に入居できない> <議員宿舎に入居後、東京都23区内に住居を所有し、居住するようになった場合には、直ちに議員宿舎を退去しなければならない> にもかかわらず、近くに自宅マンションがありながら、豪華・格安の議員宿舎を利用する不届きな議員がいるというのである。 今月2日に発表された大臣らの資産公開をもとに調査すると、確かに違反利用者がいた。 その筆頭が久間章生・防衛庁長官だ。 |
久間は同誌の質問に以下のように答えている。
| 「6月14日に決定された入居基準については承知しています。ただ、マンションは家族用の部屋であり、実態として自分は住んでいない。マンションに行くことはあるが、宿舎に寝泊りしている。 マンションは04年に取得したもので、これまでの資産公開でも報告している。そのことは衆院も承知している。(議員宿舎を利用することは)問題はないと思っている」 |
さらに金融・再チャレンジ担当大臣・山本有二(新宿区内に妻名義で162.4平米のマンション所有)、国土交通省副大臣・渡辺具能、同大臣政務菅・吉田六左エ門の名前を同誌はあげている。
回答の中には「議員はマンションで生活しているわけではなく、親族も住んでいません。高輪のマンションは奥さんが将来を考えで購入しました。しかし地元での活動が多く、今、誰か借り手がいないかと不動産業者に頼んでいることろです」(渡辺副大臣秘書)というものさえある。自分が住んでなければいいという解釈だ。
| 資産公開は、以前は議員名義のものだけだったが、89年から妻名義の資産も公開しなければならなくなった。当たり前だが、議員と妻は一体ということだ。その流れや、議員宿舎の入居基準を定めた目的・精神を考えると、議員名義はもちろん、妻名義で23区内に住居を所有している場合でも基準に違反しているといえるでしょう。 さらに解釈の問題については、議員の都合のよいようにするのではなく、「有権者の目にどう映るか」を基準にするべきです。 議会は法律を作るところです。入居基準には罰則はないが、自ら決めた最低基準のルールを守る姿勢がないのであれば、立法に関わるべきではない(岩井奉信・日大教授) |
今年6月「入居基準」決定以前にも、各派協議会では選挙後毎回、「23区に居住する議員は宿舎への入居を遠慮する」という合意があったという。岩井の指摘する「自ら決めた最低基準のルールを守る姿勢がないのであれば、立法に関わるべきではない」というところが問われている。
ましてや、その一方で冒頭にふれたように庶民負担増をより求める方向へ税制を変えようとする立場にたつとはどういうことか。税金のつかいみちに有権者の目が集まるのは当然のことである。
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違反しても罰則がないからだろう、議員の良心になんか期待しようもないから、早急に罰則規定をつくるべきだ。
飲酒運転も罰則強化で減ったではないか。
『入居基準』という一つのものさしがとりあえずあるそうですから、それを守らないといけないですね。
岩井日大教授が語っていますが、「有権者の目にどう映るか」を基準にすべきですね。
「基準」を守れない議員は、その資格がないということですから、選挙で首にしないといけない。国会事務局はそのためにも、どんな実情にあるのか、情報公開くらいやってもよいかもしれません。
これ位の厳罰じゃないと効果はないと思います。
もし自分が議員だったら、「どうせ、言葉で非難されるだけだからどうって事ないや、ほとぼりがさめたらまたやろうかな」と思い何度でもすると思います。
人間弱いから楽な方へ行くもんです。
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