G大阪-横浜Fマリノス（万博競技場）

G大阪 0-2 横浜FM
（前半0-0）

（得点）
61分　坂田
63分　坂田

（交代）
67分　橋本→家長
82分　安田→寺田

　　バレー　播戸
二川　　　　　　　遠藤
　　橋本　　明神
安田　　　　　　　加地
　　山口　　シジクレイ
　　　　藤ヶ谷


久々に？（練習は見に行ってるけど）万博に試合観戦に行きました。

でも、
野球 vs サッカー　だね。この試合は。
意図的な、意図のない攻撃。
偶然まかせ。
来たボールに3割当たれば超1流。
サッカーに対する侮辱だね。マリノスのあれは。

前半のマリノスはアーリークロスからゴール近くあたりにただひたすら
ボールをあげ続けるクソサッカー。
中盤で繋ごうなんていう意図はなく、中盤は狭いスペースで潰し合って
バントでコツンと二塁へ送って（サイドにボールをはたく）
とりあえずクロスを上げて、うまくFWに転がって当たれば1点。

バントで送って大砲に繋いで1点を取りに行く。
単調な動作の繰り返しで何のインテリジェンスもない。

野球の方がおもしろいよ。よっぽど。いや、土井正三オリックスよりは
まだマシか。

後半のマリノスは打って変わってカウンター狙い。

僕は気づいてたよ。
前半の30分ぐらいで。後半のマリノスのプランも。
前半は点を取れれば儲けモノでゲームを壊しにいってたのも、
後半は目先を変えてカウンター狙いでいくつもりだろうことも。

目標のないマリノスは0-0でもかまわないからガンバが焦って
点を取りに来るのを待てばいい。

ガンバは後半10分様子を見るべきだったんだよ。
そのままクロス狙いで来るか、カウンター狙いで来るか。

クロス狙いなら、1試合は体力もたないから押し上げて攻めに出れば
ガンバペースになっただろうし、
カウンター狙いならそのままペースを維持すれば
自然にガンバにペースが回ってくるから相手の集中が切れるまで
グルグルと攻めこねくり返してやればいい。

試合に負ける少し前ぐらいに
2000年だっけか、2001年だっけか、万博で全盛期のジュビロ相手に
引き篭もりサッカーをやってカウンター1発で勝った試合を思い出した。

稲本をはじめとして、中盤に特にずらりと若き才能が集うガンバで
あるにも関わらず、引き篭もって中盤を省略してカウンター。

早野だったよねえ。あの時のうちの監督は。
（潜在能力だけはトップクラス、でもここ一番に弱いと評判だった・・。）

試合後ジュビロの選手たちに『勝ち点以外には何も残らないクソサッカー』って
言われてたなあ。

今日の試合、後半の遠藤は体力じゃなくて気力がもってなかった。
完全に判断力が鈍って遅くなっていた。

あと、交代で出てきた寺田の左サイドバックも、家長の2列目右サイドも
失敗だったと思う。
自分なら家長を左サイドバックにして寺田を右に置いてた。
寺田は経験のない左サイドバックに完全に思考回路が1テンポ
ずれていたし、家長はドリブルで仕掛けきらないし。
左サイドバックにして使う側でなく使われる側にして
クロス上げるまで戻ってくるなっ！ってパスで操ってやれば
よかったんだよ。

気分の悪い試合だった。
早野監督はよくやってるとは思うけど、尊敬はしないね。