新・からっぽ禅蔵

上座部仏教僧としてタイで修行の後、日本の禅僧となった、水辺を愛するサーファー僧侶のブログ。

課題は『正法眼蔵』

2009-11-30 06:21:27 | 日記
「禅思想概説」という授業がある。

その授業の期末試験の問題が『正法眼蔵』の中から出題される事になった。

たまたま僕は今個人的に、中国禅から見た道元禅の特徴について書かれた本を読んでいた。

その本と、道元の『正法眼蔵』とを合わせ読み、同時に今まで学んで得た知識を動員して考察した。

すると、道元の思惑や、道元禅の特徴が見えてくる。
今まで僕は、道元が嫌いだったが、僅かながら道元の魅力が見えてきた。
と、言っておこう。


日曜日、自宅パソコンでレポート作成しているとき電話が鳴った。

電話は、お師匠さまから、…あ、いや、山口の方丈様からだった。

電話の内容は、勿論僕の出家得度に関する事である。
わざわざ方丈様が、お電話くださる事、有り難い事である。
とても感謝している。


勉強も、出家への道も一歩一歩着実に進んでいる。



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坐禅の服装について。

2009-11-27 07:33:31 | 日記
「坐禅マニア」とも言えそうな、坐禅好きな方々は意外に少なくない。

あちこちのお寺に参禅に行ってみたところ、場所によっては20代女性も見かけるが、大抵は30代以上の男性が多いように思う。

特に50代以上の常連の参禅者の中には、頑固者が少なくない。

それから、頭がハゲてる方は、ハゲがバレないようにお坊さんみたいにツルツルに頭を剃っていたりする。w

あ、いや、余計な事でしたw



さて、坐禅の時の服装について以下に書く。


まず我が大学の坐禅堂の場合、以下の如くである。

パーカー等フード付きの服はダメ。
警策を打つときに引っ掛かると危険だから、などの理由らしい。

Tシャツ等丸首シャツやジーパンもNG。


襟付きシャツに綿パン、またはスーツが望ましい。

つまり、「きちんとした服装で坐禅に臨みましょう」という事らしい。


それから、一般のお寺での坐禅会ではよく見かけるが、ジャージや作務衣もダメなのである。

ジャージは、運動じゃないんだからダメ!

作務衣は、作業じゃないんだからダメ!
なのだそうだ。


ただし、絡子をすれば作務衣はギリギリセーフといったところ。


我が大学の坐禅堂の場合は以上の如くだが、それぞれのお寺さんでの坐禅会によって服装は違ってくると思う。

大抵は、「ジャージや作務衣、またはゆったりした座りやすい服装でいらしてください」と、言ってくださると思う。

しかしだ、そのお言葉に甘えて、あまりにも だらしないヨレヨレの作務衣やジャージで行くのは、どうだろう?

お寺でなくても、人様のお宅に訪ねていくとき、普通、スーツ等失礼のない服装で行くのではないだろうか?

でも、「スーツじゃ窮屈で座れない!」という身体の硬い方は、一般参禅者用の坐禅着を着たらいかがだろうか?

曹洞宗の場合、E寺タイプの坐禅着と、S寺タイプの坐禅着がある。

どちらもなかなかカッコイイものだと僕は思っている。

因みに僕はE寺タイプの坐禅着を持っていて、まだ坐禅を始めて2年程度の頃、喜んで坐禅会に着て行っていた。

今は、着替えが面倒くさいから普通の襟付きシャツに綿パンで坐っている。


坐禅着がどこで売っているか、もしも知らない方は、坐禅のお仲間か先輩に聞けば、きっと直ぐにわかるはずだ。




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くすり坐禅w

2009-11-26 09:05:45 | 日記
体調が悪くて病院に通院していることは前にブログにも書いた。

色々飲み薬を処方してもらっても、あまり効果がない。

で、更に別の飲み薬を追加されて、副作用で頭がボーッとして、少しクラクラする。


そうしたクスリの副作用がグワングワンに効いている状態で、坐禅の授業を迎えた。


坐って間も無く、以下のような状態になった。


『何1つ気になる事が何もない。

「気」に引っ掛かるものが何もないのだ。

「そのまま」が、そのまま無理無く自然に流れていて、その流れに包まれていて心地よい。そこに雑念が起こる余地はない。』

まぁ、後からその時の状態を思い出して、言葉にしちゃうとちょっと違ってしまうのだが…。


要するに、そんなような野狐(やこ)禅に陥ったわけである。

でも、気持ち良かったんだから まぁいいか w





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参禅部、次期部長

2009-11-24 16:35:00 | 日記
我が大学の参禅部の部長は、ここ数年、歴代女子が担当している。
そして毎年今頃に、来期3年生になる部員の中から、次期部長が選ばれる。

来期3年生、つまり現在2年生の部員は、僕を含めて3人。
その内女子は、Uさん1人だけである。

なので、早い時期からUさんには「来期の部長頼むね!」とお願いしていた。

だが、Uさんは一貫して「私は部長はやりたくない」と言っていた。

なかなか次期部長が決まりそうもない雰囲気の中。

「現在4年生の前部長や、今年3月に卒業した前々部長が、お2人揃っていらした頃は良かったなぁ…。なんだか安心していられた。」

なんて思ってしまう。

だが、月曜日に現部長から聞いた話によると、やっとUさんが次期部長を引き受けてくれたという。
しかも嫌々引き受けるわけではなく、「次期部長は私にやらせてください。」と、とても意欲的のようだ。

今まで嫌がっていたのは何だったの?


まぁ、いいや。

まだ正式発表されていないが、とりあえずホッと一安心である。



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タイ修行の次は中国修行か!?

2009-11-21 06:26:51 | 日記
「真実を知るにはさぁ、自分の好きなものも疑ってみる必要もあるんじゃね~か?」
金曜夜9時テレビ朝日『アンタッチャブル』ドラマ中のセリフである。
僕は、このセリフに全面的に賛同する。


それはともかく、早いもので幾つかの授業では、既に期末試験についての告知があった。

これからは、2年次を締めくくる期末試験に向けての勉強で忙しくなりそうだ。
そして、試験が終わったら長~い休みに入って、休みがあけたら もう3年生である。

いや~、早いなぁ…。
大学は休みが長いから、本当に1年間の授業があっと言う間に過ぎていく。


さて、出家得度以外で、個人的に僕が考えている今後の予定は以下の如くである。

今年の冬休みは、今まで大学で学んできた内容を整理して、その知識をしっかり身に付けたい。
また、体調が良くなり次第体力づくりのトレーニングも始めたい。


夏休みは、今年はタイで出家修行したので、出来れば来年は、中国辺りに行って中国の仏教を肌で感じる事が出来たらいいなぁ、と考え中である。

僧侶でもあるN先生は、毎年中国に行ってらっしゃるらしいので、いずれN先生に相談してみようと思う。

N先生の知り合いの中国寺院とか紹介してくださらないかなぁ♪

で、夏休み中、僧侶として中国の寺院で修行させてもらえたら最高にいい経験になるだろうなぁ♪

まぁ、そんなに旨く思い通りに行くわけないか w




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