新・からっぽ禅蔵

元サーファーで、後にタイ上座部仏教僧としてタイで修行。その後日本の禅僧となった水辺を愛し宗派にこだわらない禅僧のブログ。

禅話105ーお前を縛っているのはお前だー

2017-06-18 08:34:00 | 日記
◆烏巖和尚〔師彦〕


○原文

問、「頭上寳盖現、足下有雲生時如何?」
師云、「披枷帶鎖漢。」
「頭上寳盖不現、足下無雲生時如何?」
「猶有*丑在」
(以下省略)


○試訳

問う、「頭上に寳盖(ホウガイ=宝の冠=ここでは悟りの境地の意か)現ずも、足下に雲生(ここでは迷いが生ずるの意か)有る時は如何(いか)ん?」
師云く、「枷帶鎖(足かせ・身を縛る帯・重いクサリ)を披
(かぶ)る漢(かん=おとこ)め。」
「〔では〕頭上に寳盖現ぜず、足下に雲生無き時は如何ん?」
「猶(な)お*丑(手かせ)有り!(「~在」は語気を強めるのみ)」
(以下省略)

〔*「丑」字は、実際には木偏+丑。〕


※理屈を並べた質問をしている弟子に対して、師匠は、「お前は、お前自身が作り出した理屈で、お前自身を がんじがらめに縛っている!」と指摘している。
禅の語録の中には、これと似たような指摘が幾つか見受けられる。
いずれも、禅の境地について頭で考え過ぎると、真の境地を見失うばかりか、自らを縛るだけになりかねない、という事と言ってよいであろう。

まあ、事に応じてクヨクヨと考えず、こだわらず、行雲流水の如くでありたいものだ。

という事で、僕はまたまた海でシーカヤックに乗って、行く雲、流れる水と共にあった。
写真は、思いきり逆光だが(笑)その時の僕。
この写真を撮影した瞬間、ビーチにいたある女性が、僕に対して次のように言った。
女性「ルフィみたい」と。
僕「えっ?」
女性「帽子だけね(笑)」
僕(笑)

皆さん、薄暗い部屋で坐禅も良いけど、時には太陽のもとで夏を楽しんでは?(^^)

合掌




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