ログハウス21日記

『北海道ログハウス建築日記』の旧ブログです

蝦夷梅雨?

2006-06-27 13:34:15 | 日記・エッセイ・コラム

北海道には梅雨が無いといいますが、そんな事は無いと思うのです。現に「蝦夷梅雨」なんて言葉もあるようで、当たりの悪い年なんかだと本州並みに雨の日が続く事もありまして、短い夏を楽しもうとする気持ちに文字通り「水を差す」ということがこの季節には良くあります。今はその「蝦夷梅雨」に入っているんでしょうか?

加えて気温が低い。もう6月も末だというのに私の通勤着はいまだに長袖です。例年ですと、6月までには、焼けるような暑さの日(といっても30°を越えるような事は少ないですけど)が何度かあるのですが、それもありません。新聞では、深刻な日照不足で農作物に影響が出始めているなどと書かれています。今年は(も?)ちょっとおかしいですね。

でもまぁ、これくらいの気温は過ごしやすいです。寒くも暑くも無く、これで雨が降っていなければ快適なんですけどね。

果たして、「蝦夷梅雨」が明けた後、暑い夏はやってくるのでしょうか?


なかなか良いね

2006-06-19 19:39:02 | アウトドア

Tarumae1 樽前山に登ってきました。

初心者コースだというので軽い気持ちで登ってみたのですが、最初の10分で息が上がっちゃいました(笑)。それでも休みながら、なんとか見晴らしの良い地点までたどり着くと、少し元気が出てきて、その後はマイペースで歩きながら風景を楽しむ事ができました。

天気が良くて眺めは最高でしたね。

なんかちょっとハマりそうな予感がする。でもその前に、このたるんだ体を何となせねば・・・・。


ライジングサン

2006-06-14 19:53:14 | 日記・エッセイ・コラム

Hp 弊社HPのトップページの背景写真です。

実は私が撮ったものなんですが、背景写真にしたのにはちょっとした理由があります。

もう10年以上も前に旅行した時の事、たまたま泊まったログハウスのロッジから見た朝日があまりにも印象的で思わずシャッターを押したのがこの写真なんです。当時は釣りにハマッていまして、この場所にも釣りの為だけに訪れたのですが、フィッシングガイド所有のロッジがこのログハウスでした。自分もこんな美しい場所でログハウスに住み、釣り三昧の日々を過ごしたい、と心から思ったものでした。

自分のログハウスに対する思いの原点みたいな場所での写真。

あと、昇る太陽と商売繁盛も掛けてます(笑)。


断熱と気密

2006-06-08 10:21:12 | ログハウス

Dannetu 断熱と気密のお話。

弊社では壁と天井の断熱は機械で吹き込んでおります。理由は狭い所でも隙間無く均一に充填できる為。手詰めでどれだけ慎重に施工したとしても人間のやる事なので人によってムラが出たりします。寒さの厳しい北海道において、断熱工事は非常に重要であります。あとで施工のやり直しがやりにくい部分でもあるのでここはしっかりとした工事をしたいものです。

ログハウスの場合、ロフト以外の1F壁の断熱は大部分が木になります。ここでも重要なのが、木と木の間に隙間を出さない事。横に詰まれた木の間には、断熱材やフェルト材などを敷いて隙間を無くしていますが、その他にも気密を高める為の処置を弊社でも独自に施しています。マシンカットだと狂いの少ないラミネート材が一般的になってきましたので、かなりの気密化が可能になってきました。もし、セトリングの段階で割れや隙間が生じた場合は、後から埋めてあげれば良いだけです。マシンカットの場合で言うと、築後2年もすれば乾燥は落ち着くでしょう。

ログハウスは寒い、というイメージを持たれている方がいらっしゃいますが、要は施工次第です。これはログハウスに限らず、一般住宅でも同じなんですね。断熱と気密の考え方を正しく理解して、しっかりとした施工をしていれば夏は涼しく、冬でも暖かいログハウスが可能になるのです。