グルメのけんちゃん

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不要な建築物が多すぎる

2009年11月03日 | まちづくり
市民県民国民に愛されない建築物のなんと多いことか。
モニュメントのように芸術作品として長期間維持管理費が殆ど発生しないようなものならまだしも、後々の維持管理費を計算し尽くしてそれでもこの町に必要な施設と言うことなら納得できる。

建築物自体を芸術作品と見る向きは確かにある。しかし国宝・世界遺産となるような建築なら維持管理費に納得も出来る。
先ずは地元住民が望んだ作品か。
全国から長い間注目され続ける作品か。
維持管理費が自治体の身の丈にマッチしているか。

凡そ検討されていると思えない作品が目に付きすぎる。
この建築物もその一例だ。10年前の作品です。
飯田市伊豆木3942-1
小笠原資料館
設計・監理 妹島和世+西沢立衛/妹島和世建築設計事務所

岐阜には所縁があり
IAMAS マルチメディア工房ハイタウン北方(旧長谷川団地)を残しています。
岐阜県建築士会でお呼びして建築文化講演会を開催した時に司会を務めさせていただきました。ですのでお人柄は知っているつもりです。再春館製薬やパーラーなどの作品をスライドで見せていただきました。

おならをするに丁度いい具合の椅子が並んでいます。
床のPタイルは日中ガラス越しに直射日光の熱を受け、下からはピロティーの凍てつく冷気に曝されることで反り繰り返っていました。
小笠原資料館の内観
はっきり言って誰も訪れることのないこの場所にこんな奇抜な建物は不要です。不用になることは目に見えてます。当時はばら撒き地方再生税金のお蔭だったのでしょう。金沢21世紀美術館のロケーションならばいいかもしれません。
彼女の作品に総じて言えることですが全面ガラス張りの作品が多く光熱費が嵩むこと間違い無しです。ですので人が集まらなくては入館料が期待できず使えば使うほど赤字が増えていきます。
小笠原資料館の裏山からの外観
長いスロープに踊り場はありません。車椅子の人のためなんでしょうか?
小笠原旧館絵図

手前の建物、旧小笠原邸は重要文化財です。当時の珍しい書院造を見学させてもらいました。
旧小笠原家書院正門
旧小笠原書院の造りの説明を受けるとそれはそれは興味深いものがあります。

旧小笠原家書院全景
風通しの良いひし形欄間
旧小笠原家書院の欄間
勉強机として明かりを採り入れた火灯窓(かとうまど)
旧小笠原家書院の火灯窓
夏にはとても涼しく過ごせそうなお家でした。でも裏庭の薮蚊が・・・
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