やまたび茶飯事164

物言えば唇寒し

BGMの話2

2017-07-04 15:32:08 | オーディオ

メインシステムで使っていたテクニクスの重量級アンプの調子が悪くなったとき、音がまったく出せないままというのも困るので、当面のつなぎに数千円で中国製デジタルアンプを買い、その音に衝撃を受けたことは前に書いた。

値段もさることながら、小ささ、軽さ、消費電力の少なさといったものにも感銘を受け、テクニクスの修理はやめてさっさと処分、重厚長大なアンプとはおさらばしたのであった。以来のアンプの変遷についてはエーワイ電子のアンプにしたところまで書いてあるが、すでにそれも変わった。その後のことはいずれ書くことになるだろう。

テクニクスを処分したら、たかがBGMに重くて電気を食うSONYのアンプを使っているのはバカバカしくなってきた。それで目をつけたのがLepai LP-2020Aである。このアンプこそが中国製デジタルアンプの一種のブームのようなものをもたらしたところがあって、しかし見た目があまりに安っぽいので手を出しかねていたが、BGM用の装置は隠されているので問題はない。いろいろな販売店から見た目だけは同じのLP-2020Aが売られているが、検討した結果、自社で中身を改良しているNFJのものにした。これ以来、NFJからはアンプをはじめいろいろの装置を買うことになる。



それにしても、中国製アンプに所有の喜びというものはない。値段が値段だから当たり前だが、オーディオ趣味には装置を愛でる部分もあるから、いくら音が良くとも決して手を出さない人もあるだろう。見た目や値段も音のうちである。




上の画像は食堂用とトイレ用に2系統のLepai LP-2020Aをつないだ状態で、すでに音源は、VHSテープ方式をやめ、かつて使っていた、サポートが終わってネットにつながなくなったXPパソコンに入れた音楽ファイルになっている。アンプの下にあるのはデノンのMDプレーヤーで、これはジャンク品をDAC部分のみを使おうと思ってオークションで落札したのであった。こんな面倒なことをしたのはメインシステムの発展?と関係があるので、そちらに書いておこうと思う。