やまたび茶飯事164

物言えば唇寒し

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

御嶽外道を歩く

2014-01-15 10:30:21 | 山歩き

天気はいいが毎日寒い。家にいても灯油を使うだけだからと、怠けた身体にムチ打って山歩きに出かけることにした。大泉が零下10度を下回る寒さで、どうせ歩くにしても少しは暖かいところへ行こうと、かねて気になっていた御嶽外道の南部を歩いてみることにした。

獅子平から北へ金桜神社まではさんざん歩いているのにその南半はまったく知らないままで、どうも気になっていたのであった。

江戸時代に長潭橋から荒川沿いに通じる新道が拓かれるまでは甲府から御嶽金桜神社に至る道は吉沢(きっさわ)から尾根通しに通じていて、これを外道もしくは下道という。

獅子平からの自然観察歩道はわずかで南北の稜線に達するが、これは荒川とその支流亀沢川を分ける稜線(亀沢川左岸尾根)で、私好みの長い尾根である。この稜線を末端から登ることにする。前記の、外道が通じていたという吉沢からの尾根と交わるのが地形図の標高点839のすぐ西の840峰で、そこから南下すればちょうど周遊できることになる。

甲府北部環状線が亀沢川左岸尾根の南端を通過するので、このあたりの風景はどんどん変わっている。すでに亀沢川を渡る大きな橋が出来上がっている。

Cimg3838_2

藪や倒木で歩きづらいところもあるが、予想どおりの私好みの尾根で、こういった尾根歩きはとにかく高いところへ歩いていけばいいのだから気分も楽である。ところどころ南アルプス方面に展望が開けるところもあった。

Cimg3846_2

廃車が何台も置き去りにされているのが獅子平から登ってきたときに屋根だけが見える廃屋で、廃屋といってもわりとモダンな造りで人が去ってさほど時間がたっていないように感じる。

Cimg3858_2

ここで自然観察歩道と交わるが、すぐにそれと別れて前記の840峰に登る。ここから南へが吉沢からの稜線だが、いったん東に下って、長潭橋からの道が上がってくる分岐に出た。

Cimg3860_2

ここから破線どおりに下ったところが、かつての北仙開拓で、おそらくここが歌川広重の描く外道ノ原だと思われる。開拓されていたころは傾斜のゆるやかな段々畑であったことだろう。ここを経て先ほどの廃屋までは車道が通じていて、それは今の地形図にも記載がある。また、ここから千田への径も分かれる。

Cimg3865_2

今の地形図には、吉沢へは吉沢川沿いの破線しかないが、これはほぼ車道である。私は尾根通しに689m三角点(点名吉沢)を経て下ってみたが、明治に地図にはこの稜線にも破線が入っている。外道が尾根通しだったとするとここを通っていたはずである。これを末端まで下るはずが、途中で西にそれて吉沢川沿いの道に出てしまった。

しかし、かつての参道なら石仏や祠など、何かありそうなものなのに麓の車道で観音像を一体見た以外にまったくないのは不思議なはなしで、これは御嶽外道全般にいえることである。人為的に撤去されたから持ち去れらたかしたのではないだろうか。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

アンプの交換 その5

2013-06-18 15:59:39 | オーディオ

たまにはメインシステムの話に戻らなければならない。

EPWS-10DXLMを選んだのは前のアンプよりパワーがあることもさることながら、スルー端子が付いていることに注目したからだった。

お客さんとラウンジで酒を飲んだりするとき、興が乗ってくると古いレコードをかけたりする。レコードはプレーヤーで聴くのが一番音がいいに決まっているが、次から次へと好みの曲をかけるには面倒だし、酔っ払ってきていれば針を落とす手元もおぼつかなくなる。そもそもそんなときには音質などにさほどこだわるような状態ではなくなっている。要するにどんな音でも次々に音楽が聴ければいいのである。

アナログレコードのデジタル化にはかなり前から興味があったのだが、パソコンとオーディオが離れたところにあるので二の足を踏んでいた。しかし中古のノートパソコンが1万円も出せばいくらでも買えるようになって、ならばとそれを買ってデジタル化を始めていた。そのためにもっとも安手のコンバーターを買った。Creative Sound Blaster Easy Record SB-EZREC という2000円もしない装置である。付属のソフトは使いにくく、いろいろと試行錯誤はしたものの、別に音に文句はなかった。デジタル化した音をメインシステムから出すにあたっては紆余曲折があったのだが、それはまたの機会としよう。

719vpcvu16l__aa1500_

ラックスの多機能のプリアンプを使っている間は出力している端子など余っていたからよかったのだが、アンプがシンプルになれば話は厄介だ。しかしスルー端子があればそこから音がとれる。

やってきた新しいアンプ。ところが音量を上げるとピアノのアタックが歪む。これは以前のアンプと同じである。やはり駄目だったか、これからは大音量をあきらめるかと落胆したが、ここで不思議なことがおこった。いつでも録音ができるようにと、コンバーターをスルー端子につなぎっぱなしにしてあったのだが、たまたまそれをはずしたらまったく歪まなくなったのである。ちなみに、コンバーターとパソコンはつないでおらず、パソコンにつなぐUSB端子はブラブラとさせていた。

どういう理由によるのかは私にはわからないが、このコンバーターが悪さをしていたらしい。それにしても以前のEPWS-5acの場合はスルー端子もなかったのだから、音が歪んでいた理由はわからない。やはり出力不足だったのだろうか。

ともあれ新しいアンプの美しい音には満足したのだが、そうなるとあまりメインシステムで音楽を聴かなくなったのは、やはり私が音楽ファンというよりは、オーディオの装置ファンというわけだろうか。

P4149594

なお、イコライザーアンプはオークションで中国製YAQIN MS-11Bを手に入れた。高級感もあって音も問題なく感じるが、SN比は悪い。小音量のときには少々気になる。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

パソコンで音楽を聴く その4

2013-05-20 15:17:16 | オーディオ

さて、金はないもののたまには装置を変えたくなる。それでオークションを物色しているうち、SONYのSA-F11というのを見つけた。ホームシアター用の装置で、DVDプレーヤーが加わって一式なのだが、プレーヤーはついていない。そのせいかどうか5000円程度で手に入れることができた。

Saf11

いわゆる3D方式というやつで、アンプ部分に低音用スピーカーが内蔵されている。かつてJBLのCONTROL1にヤマハの低音用スピーカーを組み合わせて映画鑑賞用に使って好印象を持ったことがあった。それをもっと簡単でコンパクトにしたかたちになる。

今までは足元にかなり大き目なスピーカーを置いていたのだから、これでずい分と片付いた。ちょうど目の前にスピーカーがあるので音も鮮明になった。しかし、音が良くなったなあと思ったのは、装置を換えたことより、それまでパソコンのスピーカー端子から音を出していたのを、PLANEXというメーカーのUSBオーディオ変換アダプタ PL-US35APUSBという、たった1000円程度のアダプターを通して音を出してみたときだった。ベールを一枚脱いだようなという言い方があるが、まさしくそんな感じがした。31msgwm7ml

その後、アンプ部分はそのままにスピーカーをケンウッドに換えて現在に至っている。現在の写真が下だが、パソコンデスクを新調したころにくらべるとかなり散らかっているなあ。

Img_5341

以前はこうだった。こう見ると、キーボードやマウスが換わっている。キーボードはいいのを奮発した。といっても15000円程度で買えるのだから、おすすめである。

P9096322

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

パソコンで音楽を聴く その3

2013-02-26 09:48:18 | インポート

最初に買ったパソコンは非力で、ちょっと複雑なというか、音楽を聴きながら、同時進行の仕事をさせるとすぐにフリーズした。メモリー増設で少々良くなったものの焼け石に水で、その当時ガイドブックを書く仕事をしていた私は、しばしばフリーズで書いていた文章を失ったのに業を煮やし、パソコンを買い換えることにしたのであった。

下がガイドブックを最初のパソコンで書いていたころの写真である。今では文章を書くのにワードを使わないが、そのころは縦書きで書くにはワードを使うことくらいしか思いつかず、わざわざパソコンに余計な負担をさせていたことになる。

250002

パソコンの値段は年々下がっていて、最初に買ったパソコンの半分以下の値段だった。安値で売り上げを伸ばしたイーマシーンズのパソコンだったが、これは使ううちにはさすがに安いだけのことはある代物だったことはわかった。それでも最初のころは買い換えて本当によかったと思った。パソコンの性能も上がったが、OSがXPになったのが大きかったのだと思う。

音楽を聴きながら文章を書き、それ以外にも同時にいくつかのソフトを使ってもフリーズすることはなくなった。ハードディスクの容量も増えたので、CDは取り込んで聴くようになった。以前のパソコンでは音楽を取り込んだりすると、その最中には他の作業はできなかった。

小音量のBGMを流すのにそれほど質にこだわることもないのだが、それでもときどき装置を換えたくなるのは音マニアの習癖である。パソコンも変わったことだし、モニターの横に置くスピーカーから取り出したマッチ箱のようなアンプで聴いているのも嫌になって、次にオークションで3000円程度で買ったのは、入力と出力がひとつづつ、あとは電源スイッチとボリュームがついているだけのアンプだった。

4955148020167

Soundeviceという聞いたこともないメーカーの製品だったが、音はそれなりに出た。TA-3SNという型番であった。店内BGMにでも使うためのアンプだったのだろう。片チャンネル3Wだったが、それだけあれば充分な出力である。

このアンプはその後スピーカーもろとも近所の人にあげてしまったが、その人にまた他のセットを世話したときに、壊れてもいないのに捨てられてしまった。持って帰ったら他に利用法もあったのに惜しいことをした。こういったシンプルなアンプの素性がいいのは中国製デジタルアンプを使って知った。メインシステムにつないで試してみても面白かったろう。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

パソコンで音楽を聴く その2

2013-01-23 12:04:12 | オーディオ

中学校時代からのながら族で、今でもパソコンからは常に音楽が流れている。最初に使ったパソコンはNTTからのリースでNECの入門機だった。新聞広告を見てたぶん安く感じたのだろうが、今なら絶対に手を出さないだろう。いつの世にも初心者を巧妙に誘う広告はあるものだ。

メモリー128MBというのでは今となってはウソのようでいかにも非力だったが、その頃では別に珍しくもなかった。CDを入れたらもちろん音楽も聴けたが、本体内蔵の貧相なスピーカーから出る音は一昔前のラジオの音のようなものでとても音楽を聴ける代物ではなかった。

そのころヤフーオークションが一般的になってきて、いらない物の処分に私も利用するようになっていた。捨てるしかなかったものにいくら安価しろ値段がつくようになったのだからこんないいことはない。インターネットが世の中をどのようにしていくかということについて私は楽観的ではないほうだが、このオークションばかりは恩恵を認めないわけにはいかないだろう。もっとも、そのころはまだオークションも牧歌的で、個々人の要らない物の再利用といった感じが強かった。今では大部分が商売であろう。

宿を始めてから現在に至るまで、我が家に出入りしたオーディオ機器は相当な数にのぼるが、そのほぼすべてがこのオークションを経由したものである。

パソコン内蔵のスピーカーではながら族もできはしない。もうちょっとまともな音が聴きたいと思って500円で落札したのがNECのパソコン用スピーカーだった。アンプ内蔵で、スピーカーネットに見えるところが振動板そのもので、音を出すとぶるぶると震えた。モニターの横に置ける分、パソコン内蔵のスピーカーよりは多少良くなったが、これも、まあパソコンの操作音を出すだけのものであった。体裁や値段を見れば当たり前なのに私は今までもこれからも常にまず安物を買って銭を失う。

かくてはならじと次にオークションで1000円で仕入れたのが東芝のスピーカー。これは大きさだけはいっぱしだったが、重さはなく、つまりは薄いベニア板を張り合わせただけの、ひところの安いシステムコンポのスピーカー部分といったものだった。新品という触れ込みだったが、倉庫の片隅にでも長く忘れられていた物らしく、裏ぶたを開けてみようと木ねじを回したら、どのねじも錆びていて頭だけがもげてしまった。

いかに安物でも容量というものは大したもので、先のNECのスピーカーの内蔵アンプを利用して音を出してみたら、これがなかなかふくよかに鳴る。要するに、それ以前のスピーカーでは決定的に低音が不足していたのである。もっともそのときは、NECのスピーカーから取り出した、マッチ箱に入るくらいのアンプ部分で、よくもそれなりに音が出るものだと、そちらのほうに驚いた。

このスピーカーをモニターの台の下(つまり足元)に置き、たしか次のパソコンを買うまでの数年間はそのまま使っていたと思う。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加