成年後見制度1ー高次脳機能障害を中心に

2006年01月13日 | 成年後見制度(高次脳機能障害中心)
 これまで交通事故で頭部外傷を負い、高次脳機能障害の後遺障害を負ったという事案を担当したことがあります。この中で成年後見を申し立てるということも何件かありますので、そのことについて書いてみたいと思います。
 私が成年後見を申し立てた事案は、すべて高次脳機能障害の後遺障害の方でしたので、タイトルに「高次脳機能障害を中心に」としてあります。
 まず、「高次脳機能障害」という言葉自体が耳慣れない言葉だと思いますが、これは交通事故で頭部を強打しますと、脳がダメージを受け、後遺障害として、
 ・言語の機能の障害(失語など)
 ・行為・認知機能の障害(記憶障害など)
 ・人格の変容
などが残ることがあります。
 このような高次脳の機能の障害が残ることを高次脳機能障害といいます。
 高次脳機能障害は、交通事故によってのみ起こるものではなく、脳血管障害(脳出血や脳梗塞)、パーキンソン病や脳腫瘍などの病気によっても起こりえます。
 このような障害が残りますと、財産管理自体ができなくなる、又は財産管理能力が大幅に低下する場合があります。
 認知症の方を狙ったリフォーム商法が2005年に問題となりましたが、それと同様の問題が発生することが高次脳機能障害の方でもありえます。
 そこで、このような問題に対して法律的に事前に対処する方法が成年後見制度なのです。
ジャンル:
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キーワード
高次脳機能障害 成年後見制度 パーキンソン病 脳血管障害
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