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組合員別出来高制のLLP運営方法

2011-05-17 21:42:41 | LLPビジネスソリューション

こんばんは、

「LLPを仲間で組成し、それぞれが独自の活動を行い、収益を上げたものがその収益をもらいたい。」
それをLLPでやりたいがどうすればいい?という質問を数多く受けてきました。

共同事業として、個人のパフォーマンスによって利益を上げるものもいれば、ほとんど利益がないものもいる。。。これは、とてもフェアなことで、もし損益をLLP組合員で均等に分配しようというLLPがあったとすると、まず1年も経たずに、よく頑張っている組合員から不満が出てくることでしょう。

しかし、LLPは損益分配割合を決めないといけないというルールが存在します。

ではどのように損益分配割合を設定すれば、良いのでしょうか?

 (1)事業年度終了まで、具体的な損益分配割合は設定しない。

 (2)事業年度終了時点で、各人の個人業績を集計する。
  ※各人の業績を指数化(ポイント化)しておくと後で計算しやすいです。
   基本的には合計粗利(売上げ―原価)の内、誰がいくら稼いだかで計算します。
     例) A氏45P B氏30P C氏20P D氏5P (全体で100Pになるようにします) 
        

 (3)LLPを運営する上でのかかった共通経費(一般経費)を集計する。
  ※概算で売上げの10~20%と決めておく方法も有効です。実際の費用を越える金額
   設定でなければいけません。

 (4)LLP全体の粗利(売上げ―原価)から(2)を差し引きます。

   上記(2)の例より:

     A氏 (粗利-(3))×45P/100 --> A氏の取り分
     B氏 (粗利-(3))×30P/100 --> B氏の取り分

 (5)実際期中に各組合員に仮支給していた金銭があれば、

   (4)の各人取り分 ― 各人の仮支給額 --> これが、最終支給額となります。


イメージだけでもつかんで頂けたら、幸いです。



しかし解決できていない問題点もあります。

それは、ある人はよく頑張ったので利益分配となり、ある人は全く活動しなかったので、
損失分配となる場合です。

これは、組合員別出来高制を採用しているLLPのお客様でも、無理やり生じないように
して頂いているのが現状です。本来マイナス分配となるべき人には、ゼロ分配とするのが、
現在の精一杯の解決策です。。。 

今後の課題として考えていきたいと思います。


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