時間の教科書

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頭を使いお金を貸していた先輩から全額返済させる事が出来ました

2017-05-17 18:16:00 | 日記
大学時代に軽音部に所属をしていたのですが総勢40人の部員と共に音楽を楽しんでいました。



その中で個人的にバンド演奏をしようと話が持ち上がり、5人でバンドを組んで演奏をする事になりました。



部員の中に先輩のAさんがいたのですが、リーダーを担当してもらい皆を引っ張っていく事になりました。



私はドラムを担当していたのですが毎週日曜にスタジオに入って練習をしていた所、仲間意識も高まってしまい、それ以外にも行動を共にする仲になって行きました。



Aさんは地方から来ていた為に親からの仕送りで寮生活をしていたのですが、少しアルバイトをする程度でしたのでお金には困っている様子でした。



やがてAさんにお金を貸して欲しいと頼まれる様になり、気の毒に思いましたので2千円、3千円と貸すようになりました。



始めの頃は直ぐに返してくれたのですが、やがて少し待ってくれと言いながら更に5千円を貸してくれと言われ、まとめて返すという言葉を信じて貸してしまいました。



更に要求は続いて行き今度の夏休みにアルバイトをして返すので、3千円、4千円と立て続けに貸して行きました。



私としても学生の身分でありましたので金銭的に余裕がある筈も無く、深夜のコンビニで働いて稼いだ貴重なお金だったのです。



それから約2年が過ぎて行ったのですが、一向に返す様子もありませんでしたのでこのまま卒業して返さないつもりでは無いかと思い始めました。



この時点で3万円を貸していたのですが、当のAさんは中古のギターを売っては新品を購入して楽しんでおり、ギターを買うお金があるのでしたら、先に借金を返すべきだと不満ばかりが募って行きました。



その時に丁度、Aさんが中古のギターを売って新品のギターを買うと言い出し、時間が無いので馴染みの楽器店に行ってギターを売って来てくれと頼まれたのです。今すぐお金が必要なとき頼りになるのは即日融資が可能なカードローン。安心して借りられる大手キャッシング会社を調べてみました。 即日融資をしてくれるカードローンを調べてみた





友人と二人で楽器店に向かいAさんのギターを査定してもらった所、3万5千円と言う値が付いたのです。



希望していた額とピッタリと合いましたので売却をして領収書を貰い、Aさんに売却金を渡しに行く事になりました。



丁度一緒に居た友人が助言をしてくれたのですが、その内の3万円を頂戴して穴埋めにして残りの5千円を渡せば良いと提案をしてくれたのです。



貸していたお金を返してもらうにはそれしか方法が無いと思い、領収書と共に5千円だけ渡しました。



するとAさんが残りの3万円はと聞いてきましたので、今までの貸したお金の差額分ですと伝えた所、俺のお金だと激怒をしだしました。



私にも言い分がありましたので、これは貸した分を引いた額であり、先ずは貸した相手に返すのが礼儀では無いかと感情を込めて言いました。



スタジオ内は険悪な雰囲気になり、それとこれとは別だと言い張るAさんの姿に頭に来ましたし、やる事をやってから遊ぶのが礼儀だ、と思っていた事を全て伝えました。



その場に居られなくなったAさんはギターを抱えてスタジオを飛び出して行き、それ以来疎遠の関係になりました。



おかげで貸していた3万円は無事に戻りましたが、返してもらう方法はこれ以外には見当たらず、そのままにしておけば恐らく返してくれなかったと思います。



お金を貸している人はいつまでも覚えていますし、日々気にしながら過していると思います。



貸してくれた人にお金を返す事を優先して、その後に自分の事をするのが人としての礼儀だと思います。