ホカケの小オスの掃除のときに、
ちょっとしたミスからまた脱出されてしまいました。
腕にしがみついてきたので、
ゆっくり温室の入り口に近付けて帰還を促しましたが、
願いむなしく腕→背中→頭→床へと見事なジャンプ。
大オスはおとなしく戻ってくれることが多いんですが、この子はダメです。
前にも書きましたが、
うちのホカケたちは逃げても夜ならそんなにジタバタせずに物陰で寝てしまいます。
今回も掃除を続けて寝たところを御用。
モニターのときは隙間に入ってしまって本当に大変ですから楽なものです。
でも収容後はあきらかにツレナイ態度に変わっちゃいます。。。
御用のときの記念。昔の大オスの写真にそっくりな色になってました。
尻尾。この色が好きです。
でもこんなこと(記念撮影)してるから嫌われるんだろうな・・・。
とりあえず今朝は顔を見るなり小パニックされるぐらい嫌われてしまいました。
またやり直しです。
ハルマヘラホカケトカゲ(Hydrosaurus weberi)
最初の方の記事でバナナトゲオイグアナの食事について
どうしたもんかと書いてましたが、最近は上手くいっています。
参考にしたイエローファントムのブリーダーが作ったケアシートを意訳してみましたので、ご紹介します。
●主食(全体量の70%ぐらい)
・エンダイブ(葉野菜)、コラード(葉野菜)、チコリ―、チシャ、桑、ハイビスカス、グレープ、タンポポなどの葉。
●副食(全体量の30%ぐらい)
・ミックスベジタブルなどの野菜(コショーとかも書かれてましたが自信ないです)
●ごちそう(週1回ぐらい)
・バナナやイチゴなどの果物
●その他
・6~8カ月ぐらいまでのベビーや産前産後のメスにはコオロギや何かの幼虫(たぶん蛾系)も与える。バナスパは虫がものすごく好きで、早く成長する気がするとのこと。
また、別のブリーダーのケアシートにはイグアナ用人工飼料+砕いた葉野菜のみでOKと書かれていました。
結局、栄養のありそうな葉野菜を主食にしていれば、残りは何をあげてもいいように思います。
さすがに虫ばっかりだとまずいのでしょうが、そんなに神経質にならなくても良さそうです。
うちでは朝一番にコミュニケーションを兼ねて、
手から葉野菜(小松菜/チンゲンサイ/モロヘイヤ/ハイビスカス等)や人工飼料、ごくたまに虫をあげています。
後は葉野菜を餌皿に山盛りにして栄養剤を振りかけたものを置いていくだけです。
ある日のメニュー
チンゲンサイ/ハイビスカスの花と葉です。
これでメスの1日分くらいです。植物食だからか体の大きさからするとよく食べますね。
グリーンイグアナのアダルトなどどれくらい食べるのか気が遠くなります。
あ、でもケヅメリクガメとかの方が全然多いのかな。
餌皿からより手からあげる方がよく食べます。
おなか減ってるときは乗ってきます。かわいい。
葉野菜の茎などの硬い野菜は小さいときあまり食べてくれなくて困っていましたが、
ある程度大きくなるとガンガン食べます。顎の力の問題なのでしょう。
満足顔。
メスのドロスちゃんは最近黒味が増してブラッククシみたいな外見になってきました(泣)
周りを砂漠系の色味にしたら変わるかな?
ちなみにドロスちゃんの攻撃がキツ過ぎて同居は2日で終了となりました。。。
大きくなったら再挑戦してみます。
Ctenosaura pectinata
バナナスパイニーテールイグアナ「イエローファントム」
最近「ホカケトカゲ 飼育」などのキーワードで検索されて
ここにいらっしゃっている方がちらほらおられるようなので、
一応注意喚起させていただきます。
7月6日「ベビーのケージ」の記事にて「蓋をしてケージ内をビショビショにしています」
と書かせてもらいましたが、
これは導入直後で肌がどうにもカサカサしていたためにおこなった処置です。
ホカケは多湿を好むとはいえ一応樹上性のアガマですから、
極度に蒸れた環境が続くと皮膚病などになってしまうかもしれません。
(丈夫なのでならないかもしれませんが…)
いまは他の子たちと同じように水容器を置いて1日1-2回の霧吹きをしているだけです。
→部屋には加湿器も置いています。
写真はアガマ科やイグアナ科の子にきく催眠術にかけられたメスです(笑)
おとなしくなったり急にバタバタしだしたりとなかなか気難しい子でしたが、
色々環境を変えてあげてやっと落ち着いてきてくれました。
来年はホカケ全員を入れられるレイアウトケージをつくれるようにがんばろうっと。
ハルマヘラホカケトカゲ(Hydrosaurus weberi)