監督 アーサー・ヒラー
キャスト ライアン・オニール、アリ・マッグロー、レイ・ミランド、ジョン・マーレイ、トミー・リー・ジョーンズ
1970年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、シリーズ
【あらすじ】
大富豪の息子で弁護士志望のオリヴァー(ライアン・オニール)と、お菓子屋の娘ジェニー(アリ・マックグロウ)。ふたりは偶然図書館で出会い、周囲の反対をおしきって結婚する。しかし、その時すでにジェニーの身体は白血病に蝕まれており…。
【感動】
「愛とは決して後悔しないこと。」のセリフとフランシス・レイの哀しみを誘う曲によって映画好きなら誰もが知っている有名な作品です。
大富豪の家に生まれハーバード大学に通う主人公オリバーと貧しい家に生まれたジェニファーが恋をするも親に猛反対されてしまう。それでも2人は苦労してでも共に生活する選択をする。
この作品に言いたいのは一言だけ。「殺すな」です。
途中までの純粋な若者2人を描くだけで十分に雰囲気は良かったと思う。このままの流れで最後まで行って欲しかったです。それがいきなり白血病で余命僅かという展開にはさすがに取ってつけたような不自然さが残りました。それでも雪が降り積もる街の美しさ、フランシス・レイの名曲、最後の決め台詞のおかげもあって騙されるように感動してしまうのは認めます。
それからこの作品でよく言われる指摘としてヒロイン役のアリ・マッグローがブスだというものがあります。私としてはヒロインはブスでもかなわないと思います。むしろその方がリアリティがあるでしょう。ただ、主人公はともかくその友達までもが彼女のことをとても美しいとか賞賛しまうのは間違っていると思いました。
ちなみに例の名台詞は「Love means never having to say you're sorry」です。これを「愛とは決して後悔しないこと」と訳すのは最初はあまりピンときませんでした。
シンプルでいいのですが、多少時代遅れな感じがしてしまう名作です。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
ある愛の詩 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン |