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今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

すべては愛のために

2009-01-12 08:15:17 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 マーティン・キャンベル
キャスト クライヴ・オーウェン、アンジェリーナ・ジョリー、ライナス・ローチ、テリー・ポロ
2003年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、戦争、ラブストーリー

【あらすじ】
ひとりの正義感あふれる青年医師に影響を受けたある英国貴婦人が、貧困や飢餓に苦しむ人々を救うために戦地へと赴いていく。


【感想】
つまらなくはないが、重いテーマを不用意かつ軽率に扱ったことに対し拒否感を覚える。

特にこのタイトルから世界中の紛争地域における難民のためにボランティアとして活動する話は全く連想できないですね。とはいえ、恋愛と難民の話を混ぜてしまった迷走ぶりをよく表している邦題ではあると思います。

世界中で起っている紛争に対して、我々や国際社会そのものがいかに無関心で、こうしている間にも沢山の命が失われているという主張については良いです。特に冒頭の慈善活動のパーティという場で、英国人は本来の目的を忘れ、パーティを贅沢三昧に楽しむことしか頭にないように描いているのはきつい皮肉が込められていたと思います。

ただあまり感心しなかった(人によっては全てが台無しだと感じられる)のは、無理やり恋愛シーンを取り込んでしまったことでしょう。子供達が毎日死んでいく中でもやることだけはしっかりやっているのですから・・・・。この描き方のせいで難民の子供達の存在が二の次になってしまったと思います。

ラストについてはここでは書きませんが、インパクトは強いです。あのアンジェリーナ・ジョリーがあのようになってしまうのはこの映画でなければ二度と拝見することはできないでしょう。またニックが武器の輸送をしていることを知った彼女が、検問の敵の兵士の代わりに彼をボコボコにぶん殴ってしたシーンは完全に浮いていました。

テーマがテーマなだけにロマンスを織り交ぜたことで真剣に向かい合っていないと思われても仕方がないような製作手法がどうしても好きになれない映画です。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

すべては愛のために~Beyond Borders~ [DVD]

日本ヘラルド映画(PCH)

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