ストレンジャー・コール

監督 サイモン・ウエスト
キャスト カミーラ・ベル、トミー・フラナガン、ブライアン・ジェラティ
2006年　アメリカ
ジャンル：ホラー、サスペンス、リメイク

【あらすじ】
人里離れた丘の上に建つ一軒の豪邸。ベビーシッターとしてやって来た美しい女子高生ジル。夜、静寂に包まれた屋敷で一人留守を請け負った彼女のもとに不審な男からの電話が…。「子供の様子を見てみろ。」何度も繰り返される着信音。増幅していく緊張感。発信元を調べるため逆探知を頼んだ彼女が知った絶望的現実。生きて家を出るためには…?逃げても、逃げてもヤツはそこにいる。

【感想】
まあまあ怖いと思います。派手な血しぶきが飛び散って惨殺されるようなシーンは一度もない（というか知らないうちに殺されている）ので、残忍で過激なホラーやサスペンスに対して抵抗がある人にはちょうどいいレベルです。やや緩めのサスペンスホラーは確実に需要はある気がします。だからちょっと前には日本のホラー系のリメイクが流行したりしたのでしょう。

主演女優はカミーラ・ベルという方ですが、容姿的にあまりホラーやサスペンス映画向きではないですね。どちらかと言えば恋愛映画系の人でしょう。まだまだこれからの人なのでこの作品だけで判断してはいけないのでしょうが、ほとんど一人で出ずっぱりだった割には印象が薄かったです。せっかく主演を掴んだのですから、少ないチャンスは生かしてもらいたいです。次回作に期待ということで・・・。

演出面では暗く静まり返った室内で電話が鳴り響くのは結構上手でしたが、何度も繰り返されるので最後の方では少し飽きがきてしまった。また豪邸の室内は雰囲気がでていたと思います。映像に関するこだわりは十分感じられました。シナリオは極力シンプルにしてその分映像や演出に力を入れていたようです。

しかし結局の所、あの犯人の正体は何だったの？

お薦め度：★★★★★☆☆☆☆☆

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