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オーストラリア

2010-05-18 00:14:47 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 バズ・ラーマン
キャスト ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェナム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン、ジャセック・コマン
2008年 アメリカ、オーストラリア
ジャンル:ドラマ、ロマンス

【あらすじ】
一年も帰ってこない夫を訪ねて、ロンドンから数千キロのエキゾチックな未知の地オーストラリアへ乗り込んできたレディ・サラ・アシュレイ。夫の広大な領地に着いたサラは、そこで衝撃の事実を知る…。

【感想】
最初は牛に関するビジネスの話で次はベタベタのロマンス、いつの間にか戦争になって最後はファンタジーで終わっていた。必要ないものは削るべきでしょう。途中まで観ていた段階では日本軍が爆撃している映像は想像すらできなかった。

某映画サイトにて本作のレビューを読んでいたら、いつもの「ニコール・キッドマンきれい!」とかいうどうでもいい感想がほどんど無くなっていた。こういう印象は消えたほうが、同情を集めるのでこれから役者としての評判は上がるのではと予想しています。「レオナルド・ディカプリオ、カッコいい」という評判が消えてから、評価する人が増えたのと同じ理屈。

バズ・ラーマンの監督作品は女性を中心に熱狂的なファンも存在する。私が酷評した「ムーラン・ルージュ」をマイベストという人すらいる。ただ基本的にどれも中身スカスカなのは明らか。ニコール・キッドマンという飾りの効果が切れた本作を観てしまうと中身が欠落している事実が浮き彫りになるのではなかろうか。

前述したように、全く関連性のない話題が話が165分という長い上映時間に埋め込まれているので無駄に長いという印象。この映画の中で何を強調して言いたいのか全く伝わってこない。最初の牛に関する話はあまり見たことのないタイプで結構面白かっただけに、以降のありふれた展開が余計にチープに思えた。後半は「パール・ハーバー」の焼き増しのようだった。

二兎追うものは一兎をも得ず。そんな映画。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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