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オーシャンズ12

2008-12-31 00:44:41 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
キャスト ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンディ・ガルシア、マット・デイモン、バーニー・マック、ヴァンサン・カッセル、ドン・チードル、ケイシー・アフレック、エリオット・グールド、ブルース・ウィリス、アルバート・フィニー
2004年 アメリカ、オーストラリア
ジャンル:アクション、コメディ、シリーズ

【あらすじ】
前作で大金を盗まれたラスベガスのカジノ王・テリーの復讐が始まる一方、オーシャンズに新たな敵が現れる。

【感想】
とにかく失笑のオンパレード。それでいて無駄が多すぎ。

前作が名作のリメイクでもあったのに対し、本作はオリジナルのシナリオだったのが大きく影響したのか、盗みのスケールが小さくなってしまったのが辛い所です。
ドン・チードルなんか、前作では爆弾専門のプロという設定だったのに今回は爆破シーンが全くないので単に顔合わせのために出演しているとしか思えないです。正確に言うのであれば、オーシャンズ12の中で主要スタッフ以外のほとんどは今回必要とされない顔合わせのためだけの出演だったと思います。

更にテス役のジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツ役を演じるというのは「面白いと思っているのか?」と製作者側に問いたくなります。

ここらで批判は止めにしたいのですが、終わらせてくれません。
赤外線が張り巡らされた館内を、反射神経で潜り抜けらるシーンには呆然とさせられました。映画としてこれだけはやってはいけない究極の反則技であり酷いセンスだと思います。オーシャンズ12が束になっても誰もあんたに勝てる泥棒はいないでしょう。

とどめの一撃はあのオチ。くだらな過ぎてネタバレする気すら起こらないです。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは何だったんだ?
これだけギャラの高い俳優を集めて、これだけの駄作を作っておきながら利益が出るんだったら、映画ビジネスって何なんだと首を傾げたくなります。
世間的な評価も酷評が多いですが、残念ながら同調せざる得ない出来に終わってしまいました。ただ初見の時はそれほど酷いとは思わなかったので、点数はこれ位で勘弁しておきます。

よくこれだけの役者を集めたというよりも、よくこれだけの役者でアホやるよなといった感じです。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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