映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

アンストッパブル

2012-01-08 23:42:25 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 トニー・スコット
キャスト デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン、イーサン・サプリー、ケヴィン・ダン、ケヴィン・コリガン、アイシャ・ハインズ、ジェフ・ウィンコット
2010年 アメリカ
ジャンル:アクション、パニック

【あらすじ】
操車場に停車中の貨物列車が整備員のミスによって無人のまま走り出した。全長約800メートルに及ぶこの777号は大量の化学薬品を積んでおり、時速100キロ以上で走る“巨大ミサイル”と化して人口密集地の街へ向かって突っ走っていく!

【感想】
「スピード」のようなわかりやすいパニック映画は2000年以降はあまり見かけなくなったと思います。似たようなものが大量に作られたせいで興行的に芳しくなかったせいかもしれません。そのため久しぶりにこのタイプの映画を鑑賞できて嬉しかったです。

可燃性の燃料を積んだ無人の列車が暴走して止まらなくなってしまいこのままでは市街地に突っ込んで大惨事になってしまう。そこでこれを止めるべく2人の男が立ち上がる話。

映像がセピア調の画面に統一されていてとても美しい。トニー・スコットお得意の細かいカットがCGを極力使わずに撮影した映像によく馴染んでいたと思いました。娯楽性については及第点でしょう。十分満足です。

あえて細かな指摘をさせていただければ、事故の行方をアメリカ中が固唾を呑んで見守っている様子がやや大袈裟な点とこのような重大なアクシデントが不運やミスが重なって発生してしまうことの設定が不自然だったのは実話をベースと謳っているだけに脚色を感じてしまったのがもったいなかったです。また2人のプライベートに関するエピソードは蛇足で過去に腐るほど見せられたような内容なので素直に共感できませんでした。また電車を止めるために脱線させる方法がなぜ通用しないのかよくわかりませんでした。さすがに線路がなければ走れないだろうと誰もが思うはず。

スピード感によるスリルがあってラストも無事解決な娯楽映画としては十分に楽しめる内容でした。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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