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ジャンゴ 繋がれざる者

2014-03-08 19:08:32 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 クエンティン・タランティーノ
キャスト ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、
ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、ウォルトン・ゴギンズ、デニス・クリストファー、ジェームズ・レマー、ドン・ジョンソン、フランコ・ネロ、ジェームズ・ルッソ、ドン・ストラウド、ラス・タンブリン、アンバー・タンブリン、ブルース・ダーン、M・C・ゲイニー、ジョナ・ヒル、ゾーイ・ベル、マイケル・ボーウェン、ロバート・キャラダイン、ジェイク・ガーバー
2012年 アメリカ
ジャンル:アクション、ウエスタン

【あらすじ】
南北戦争勃発前夜の1859年、アメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツと出会い、鎖から解き放たれた黒人奴隷ジャンゴ。彼はシュルツとともに指名手配犯を捕まえながら鍛錬を積み、奴隷市場で生き別れとなった妻を探していた。やがて妻がキャンディランドという農園にいることがわかる。そこには極悪非道な農場主カルビン・キャンディが君臨していた。ジャンゴとシュルツは奴隷商人を装ってカルビンに近付くのだが…。

【感想】
レオナルド・ディカプリオは見る度にごつくなっていくような気がしますが「タイタニック」あたりのファンはどれくらい残っているのだろうか。トム・クルーズあたりの路線を行かなかったおかげであまり叩かれなくなったからそれでよかったのか。

黒人の奴隷ジャンゴがドイツ人賞金稼ぎと手を組んで離れ離れにされた奥さんを取り戻そうとする。

西部劇として見るなら低評価だが、妻を取り返そうとする際の緊迫感ある駆け引きは素晴らしかったです。

話が上手く向かっている中でほんの些細な失点を敵側が見逃さなかったことから一気に形勢が逆転するまでの畳みかけるような展開には役者人の演技も素晴らしく手に汗握りました。人質を取られてしまい何もできない絶望感も強く伝わってきました。自分にはこの部分だけで十分でした。

逆に上記以外のシーンとの出来の落差が大きかったです。特に銃撃のシーンでの暴力描写がやり過ぎで逆に非常に軽いように感じられました。爽快感に近いものがあって壮絶な死闘には見えなかったです。センスが悪いというかこの内容には合わないと思います。西部劇に対する独自解釈であってオマージュには見えなかったですね。普通に名作西部劇の名シーンに近いもので良かったと思う。

それからシナリオに関してこれだけ黒人が奴隷のように扱われる時代背景の中でサミュエル・L・ジャクソン演じる役のポジション(ボスにまで忠告してしまう)が謎でした。

最近あまり見かけなくなりつつあるジェイミー・フォックスが本気の演技をしていたのもうれしかった。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

ジャンゴ 繋がれざる者 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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