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キラー・エリート(1975)

2014-01-31 12:35:38 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 サム・ペキンパー
キャスト ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル、ギグ・ヤング、アーサー・ヒル、ボー・ホプキンス、マコ、バート・ヤング
1975年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
民間護衛組織とは名ばかりの暗殺結社“コムテグ”の腕利きエージェント、マイク。彼は任務の最中に仲間のジョージに裏切られて瀕死の重傷を負う。医師の診断では歩けるようになるまで最低1年はかかるとのことだったが、強靭な精神力でリハビリを終えると、台湾の政治家を無事にアメリカ国外へ脱出させるという任務につくことに。しかし、マイクの前に謎の殺し屋集団が現れ、その中には憎むべきジョージの姿もあった…。

【感想】
忍者出したいなら他の映画でやってくれ。最後にいきなり場違いな忍者が出てくるせいで全てが台無し。B級映画の雰囲気が漂うものになってしまった。

サム・ペキンパーのスローモーションを多用する映像や主人公のヒーロー像ははまればいいのですが、本作のように空振りしてしまうと厳しいものになってしまいます。

ジェームズ・カーンとロバート・デュヴァルという知名度の高い俳優使っているのだからこの二人の対決に特化するべきだったのではなかろうか。なぜ片方が途中退場して忍者と戦う羽目になったのか。民間組織である殺し屋という設定もあまり生かされていなかったです。

演出に関してもどうにもテンポが悪いのでこれから面白くなるかなと思った所で途切れてしまい、それが繰り返されるような煮え切らない展開でした。銃に撃たれた時についても不要な映像ばかりで、肝心な復帰に至る経緯がほとんど描かれていないのでいきなり怪我から全快していたように感じられてしまいました

せめてアクションが盛り上がればよかったんでしょうけど、忍者との戦いも刀しか武器を持たない相手を銃で打ち殺すだけですからスリルもなにもありません。アメリカ人は忍者が映っていればそれだけで喜べるのかかと言いたくなりました。

むりやり娯楽性を持たせたことが仇になったようです。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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