山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

鷹ノ巣山攻略戦

2017-09-07 23:51:09 | 修行・訓練
【鷹ノ巣山】
標高:1,736.6m
メンバー :単独
天気 :晴れ後曇り
駐車場/登山口: 東日原バス停駐車場→稲村岩→鷹ノ巣山 ※ピストン
標高差:1,122m(単純標高差)
総歩行距離8.4km

約1100m超の標高を一気に登り詰める、この日原から山頂へのコースは、奥多摩三大急登に数えられます。
今は基礎体力を作る初期段階なので、訓練登山で体に負荷をかける目的で登りました。

2年4ヶ月前にもこのコースから登頂しています。


0755、前回同様500円をポストに入れる自治会運営の有料駐車場に停めてのスタートです。


真正面に稲村岩が見えます。


2年前ですが、ルートはかなりはっきりと覚えてますね。ここを降りて登山道に入ります。


この橋を渡ってから地獄が始まるのです。








0845稲村岩に着きました。
今日はふくらはぎが重い。ふくらはぎ下の筋肉が硬くて重い。体を作り始めて2週間くらいなので、疲れのピークなんだと思います。


この稲村岩からが本当の地獄なんです。頂上までフラットな箇所は一切なしです。
高低差1100mを約3㎞、勾配40%にて登り上げる完璧にマゾ向けのコースです。


しかし本当にふくらはぎが重かった。
したがって非常にゆっくりとコツコツと登り続けた感じです。


フィスト(拳)大のカエルが飛び出て来て、気を失いそうになりました。


写真だとこの山の恐ろしさが伝わらないなぁ。












頂上かと思ったらその手前のヒルメシクイノタワでした。笑
詳しくは前回のブログ参照ですが、この山、ここを越えれば頂上かという雰囲気を何度も醸し出す、思わせぶり100名山なんです!笑
何度も裏切られ、その都度気力と体力が削られていくのです。








1045登頂です。
2時間50分かかりました。


山頂からのヴューはガッスガスです(¬_¬)


帰りは頂上から沢までずっと濃いガスに包まれ、視界はほとんどなく、登山客も皆無なので、よく考えると非常に怖いシチュエーションですよね。

【総評です。】
コースの内容の詳しくは前回のブログ参照で。
前回は2時間15分で登ってますね。
やはり現状は体力不足です。そんな現状が把握出来て良かったです。
下山した後、地元のおばあちゃん2人に「生まれたての子鹿のように、えらいびっちょびっちょやね」「こんな真っ白で何にも見えないのによく下山出来たね」と話しかけられました。
汗も史上最高クラスでかいたし、結構キツかったですね。
とにかくキツいコースなんで、ホントはもう2度と登りたくないんだけど、
マゾっ気があるのでまた冬に訓練登山で来てみようと思います。