LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

「高校無償化」からの朝鮮学校外しを許さない

2010-03-04 | 北朝鮮バッシングに抗して
 3月4日、今里の東成区民センターで開催された≪「高校無償化」からの朝鮮学校外しを許さない大阪緊急集会≫に参加してきました。
 会場は学校関係者、高校生、保護者、支援者であふれかえり、参加者は680人を数えました。

 壇上からは朝鮮高級学校の教員や保護者、そして日本人の支援者が、高校無償化から朝鮮学校だけを排除する首相や大阪府知事の発言に怒りを込たアピールをおこないました。感極まって涙ぐんでいる人もいました。

 先日朝鮮高校で記者会見があり、そこに大勢の記者が取材に来ました。教員や保護者が朝鮮学校での教育の実態を紹介し、民族のアイデンティティーを重視する教育を受ける権利を訴えたのですが、記者達からは政治と教育を結びつけた発言が相次ぎ、その場に参加していた生徒(運動部のキャプテン)は、会見が終わった後、ショックでその場から立てなかったそうです。

 2年前に東大阪市が朝鮮高校のグラウンドを取り上げようとした事件がありました。この時、関係者の尽力によって裁判で勝利的和解に持ち込むことができたという話を何人もの方がされました。その時の経験を生かして、朝鮮学校の排除を許さない運動に全力をあげようとの力強い呼びかけがなされました。

 新聞では知事の差別発言ばかりが大きく報道されていますが、田中真紀子ら文部科学委員や官僚、総勢35人が東京朝鮮高級学校を視察してよい印象を受けた」「教育水準の高さに驚いた」という感想が出されたということも紹介されました。ここでも高校生が数日の間に街頭で5000筆の署名を集め、田中議員に渡したところ「これからの日本の発ち位置を考えて適切な結論が出るようにしていきたい」と言ったということです。

 会場からも、様々な発言がありました。70年代に奨学金制度から国籍条項を廃止するという運動がおこなわれ、現在では朝鮮学校の生徒も奨学金を受けられるようになっている。大阪の育英会のトップは橋下知事なのにそのことを全然分かっていないという指摘もありました。「朝鮮学校の応援歌を歌います!」と言って、阪神タイガースの替え歌を歌い出した人もいました。(鈴)
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
高校無償化 タイガース 田中真紀子 教育を受ける権利 大阪府知事
コメント (1) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 橋下知事の発言に... | トップ | 1958年まで大阪(... »

コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハンマー)
2010-03-05 06:04:47
 記者会見の話はショックでした。朝鮮学校の関係者たちは、すこしでも学校や生徒の生の声を聞いてもらおうと記者会見を開いたのに、記者からは拉致問題や朝鮮総連についての興味本位の質問ばかりが投げかけられたそうです。マスコミのタチの悪さを感じました。
 集会で特に印象に残った発言は、「朝鮮学校は日本人にとってもとても大事な場所だ」という「支える会」の方の発言でした。それは、多民族共生を学ぶという意味でもそうであるし、日本人の民族差別と植民地支配の問題についての姿勢を映す鑑であるという意味でもそうであると言っており、重要な視点だと思いました。だからこそ日本人は朝鮮学校を守らなければならないと言ってました。
 
 高校無償化問題はたしかに「所得にかかわらず一律に無償化が是か否か」というような問題が大きな焦点になっていましたが、予想だにしなかった「朝鮮学校を無償化にいれるべきか」という政治的な問題にすり替えられてしまいました。無償化が、在日朝鮮人を、特に在日の子どもたちを差別するためのものになろうとしています。
 保護者の代表が、政府からも知事からも差別発言がなされ、子どもたちが無事学校から帰ってくるか心配だ、と言っていました。
 たくさんの朝鮮学校の生徒たちも参加していましたが、女子高生たちはブレザーを着ていました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む