6月23日、大阪で「すべての子どもたちに、わけへだてなく! 即刻、朝鮮高校に<無償化>を!6.23近畿集会」が行われた。定員約800人の会場に、それをはるかに上回る参加者が詰めかけ、立ち見の人もあふれた。また、この日同時刻に、東京でも同じ名称の集会が行われた。
2010年4月から始まった高校授業料の無償化から、朝鮮高級学校は排除されている。昨秋には、朝鮮高校にも適用される方向となったが、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による延坪島砲撃事件を理由に、菅首相の指示で見送られた。今年3月には、「震災対応で時間がない」という呆れた理由で、2010年度中の適用見送りを菅政権が発表した。
もっとひどいのが大阪府の橋下知事で、府独自の私立高校無償化から朝鮮高校を排除したばかりか、それ以前から支給していた初中級学校を含む府内の朝鮮学校への補助金まで打ち切ると言い出した。2010年度分については初中級学校にだけ補助金が支給されることになったが、2011年度分は予算化もされていないという。
この橋下のやり方は他県にも悪影響を及ぼしており、東日本大震災のさなか、被災地宮城県までもが朝鮮学校への補助金を打ち切った。
この日の集会では、こうした菅政権と橋下の対応に、怒りが渦巻いた。
中でも印象的だったのは、この春に東大阪朝鮮高級学校を卒業したばかりの元生徒のアピールだ。昨年3月に橋下が学校を訪問した時、「しばらく授業を観た後、『みんな頑張ってね』と言って出ていった。卑怯なやり方だと思った。自分はちゃんと現場に出向いて確認したという形を作るのが目的だったのではないか。いったい何を頑張れと言うのか」。そして、「無償化を適用する」という話が出ては「適用しない」と否定されるというのが、今後もずっと繰り返されるのではという気持ちになってしまう、と語った。
こうして声を上げても、今の菅政権はあまりにもガタガタで、朝鮮高校無償化に耳を傾けてくれるような状況ではない。逆に橋下は、ファシスト的権力者であるにもかかわらず人気が高く、すぐに強気が揺らぎそうにはない。
それでも、この1年余の運動に成果がなかったわけではない。無償化適用を求める運動を通じて、日本社会の理解も深まったと感じているとの発言もあった。この問題でも、また「在特会」などによる朝鮮学校への嫌がらせの問題でも、多くの日本人が協力してくれた、と。
集会は最後に、政府への要請書を採択して終了した。
2010年4月から始まった高校授業料の無償化から、朝鮮高級学校は排除されている。昨秋には、朝鮮高校にも適用される方向となったが、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による延坪島砲撃事件を理由に、菅首相の指示で見送られた。今年3月には、「震災対応で時間がない」という呆れた理由で、2010年度中の適用見送りを菅政権が発表した。
もっとひどいのが大阪府の橋下知事で、府独自の私立高校無償化から朝鮮高校を排除したばかりか、それ以前から支給していた初中級学校を含む府内の朝鮮学校への補助金まで打ち切ると言い出した。2010年度分については初中級学校にだけ補助金が支給されることになったが、2011年度分は予算化もされていないという。
この橋下のやり方は他県にも悪影響を及ぼしており、東日本大震災のさなか、被災地宮城県までもが朝鮮学校への補助金を打ち切った。
この日の集会では、こうした菅政権と橋下の対応に、怒りが渦巻いた。
中でも印象的だったのは、この春に東大阪朝鮮高級学校を卒業したばかりの元生徒のアピールだ。昨年3月に橋下が学校を訪問した時、「しばらく授業を観た後、『みんな頑張ってね』と言って出ていった。卑怯なやり方だと思った。自分はちゃんと現場に出向いて確認したという形を作るのが目的だったのではないか。いったい何を頑張れと言うのか」。そして、「無償化を適用する」という話が出ては「適用しない」と否定されるというのが、今後もずっと繰り返されるのではという気持ちになってしまう、と語った。
こうして声を上げても、今の菅政権はあまりにもガタガタで、朝鮮高校無償化に耳を傾けてくれるような状況ではない。逆に橋下は、ファシスト的権力者であるにもかかわらず人気が高く、すぐに強気が揺らぎそうにはない。
それでも、この1年余の運動に成果がなかったわけではない。無償化適用を求める運動を通じて、日本社会の理解も深まったと感じているとの発言もあった。この問題でも、また「在特会」などによる朝鮮学校への嫌がらせの問題でも、多くの日本人が協力してくれた、と。
集会は最後に、政府への要請書を採択して終了した。
by ウナイ










