goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

接合部からのガソリン漏れ?

2009年10月19日 | オートバイ
週末に来店いただいたお客さんの車両で、気になったことがあった。

たまに見かける処理?方法なんだけど、フューエルコックのネジ部分にビニールテープのような
ものを巻きつけてシール?していた。

立て続けに遭遇したので、あえて書くことにしたんだけど、この処理は間違え!


フューエルタンクとフューエルコックの接合部は、ドーナツ状のガスケットによって接合される。

話を聞くと、両方ともガソリンが滲んでいたので、テープでシールしたとのこと。

確かに応急処置としては間違っていないけど、恒久的に行う処理ではない!

だって、キチンとガスケットでシールされていれば、あえてネジ部分にテープを巻く必要はない!

しかも最初の方は普通のビニールテープだったので、滲んだガソリンの影響でテープがベトベト
になっていた。

もう一人の方は、白い色のコンプレッサーのシールテープのようなものを使用していた。

こちらはベトベトのはなっていなかったけど、ガソリンは滲んでいた。

つまり、両方ともシールの役目をしていないと言うこと。

うまく表現が出来ないけど、水道の蛇口から水が漏るので、パッキンを交換せずに蛇口の出口
に蓋をしたという感じかなぁ

実は、この処理は結構見かける。

ガスケットを交換してもガソリンが漏れる場合は、接合部の面が出ていないと言うこと。

キチンとオイルストーンで面を出そう!

フューエルタンクからのガソリンは接合部から外に出てはいけないことになっている!

冷静に考えればわかると思うけど、ネジ部分で気密性は保てません!

漏れなきゃいいぢゃん! (漏れてたぢゃん!)

って言われそうだが、テープを巻くなら少なくとも耐ガソリン性能のを使おう!

実は白いテープの方は、その場でガスケットの交換作業を行ったんだけど、フューエルコックを
外してテープの巻き方に驚いた!

ガスケットとの接合部まではみ出して巻きつけてあった。

その時点で、ガスケットが正常に働けなくなるでしょ?

この方からは先程連絡が入ったんだけど、いままで一晩で滲んでいたのに、まったく滲まなく
なったとのことだった。

だから言ったでしょ?

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンデーモーニング・サイク... | トップ | 新しいお友達が! »
最新の画像もっと見る