魯露西亜夢酔談

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ロシア語の入力

2006-03-29 09:11:42 | 日常生活

今日は日本語または英語キーボードで、キリル語を入力するお話です。

日本語版Windows95/98/ME/2000/XPが インストールされたパソコンでの標準のロシア語入力は、JTsUKENG keyboard と呼ばれる標準ロシア語タイプライター配列での入力になります。ロシア語を使用したいと思う多くの方は、この標準ロシア語タイプライター配列になじみが無いかと思われます。そこでローマ字入力に近いキーボード配列での、 Phonetic または YaWERTY keyboardと呼ばれる入力方法をご紹介します。つまりこの入力方法だとそれぞれ下記のような配列になります。

a → а,  s → с,  d →  д ,  f →  ф,  g →  г ,  h → х,  j →  й,  k →  к ,  l → л

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、上のような配列です。クリックしてください、拡大します。

方法はまず「地域と言語のオプション」で入力言語でロシア語を追加してください。XPでの使用の詳細はTechnoWare社のサイトを参照してください。次に下記のサイトでkbdrunph.zip ファイルをダウンロードしてください。

 http://www.siber.com/sib/russify/ms-windows/keyboard/#nlsnt

WinNT用と記載されてますが、XPで問題なく使用できます。ダウンロードしたkbdrunph.zip をデスクトップにでも解凍してください。KBDRUNPH.REGKBDRUNPH.DLL の二つのファイルが出来ます。KBDRUNPH.REG をクリツクすると新しい配列がレジストリーに登録されます。次にKBDRUNPH.DLL をwindowsのディレクトリー下のsystem32のルートにコピーしてください。再起動後にタスクバーの言語をロシア語に切り替えて入力すると、見本の様な配列になっているはずです。以上で作業は終わりです。

多くのロシア人も、このロシア語の表音キーボード配列を好んでいるようです。勿論英語圏の人たちは圧倒的にこのキーボード配列でキリル語を使用しています。英語や日本語のローマ字入力に慣れたわたしたち日本人にもこの、入力方法が楽だと思われますが、いかがでしょうか。



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