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国家資格に挑戦中の私。日々、迷いや物忘れとの闘い…。
そんな自分の健忘録とまとめのノートを兼ねてます。

【質権】

2017-06-14 11:17:28 | 民法
【質権】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
債権者←受取ったものを占有←債務者
(質権者)(債務の担保) *債務者以外の者でも『OK』
効力発生:目的物の「引渡し
「現実の引渡、簡易の引渡、指図による占有移転」
 (▲占有改定は『NG』)

*被担保債権の範囲は抵当権より『範囲』
  (理由:引渡が要件だから)
《例》
  元本、利息(▲2年分の縛りなし「抵当権との違い」)、
  違約金、質権実行の費用、質物保存費用、債務不履行、
  隠れた瑕疵で生じた損害賠償 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
設定者への代理占有NG
 質権者が設定者に任意に返還した時 =質権消滅では『ない
 =対抗力を失う(動産質)/登記あれば効力変化なし(不動産質)

・優先弁済あり
・譲渡禁止特約のある債権『NG』
 《例外『OK』Vr.》
   ・質権者が譲渡禁止特約につき善意
   ・差押え禁止動産(民執法131)

留置権、先取特権規定準用
 《準用》
 1.不可分性、
 2.果実の収取/弁済充当(不動産質では果実収受権『あり』)、
 3.善管注意義務
 4.目的物使用収益
 5.義務違反時の消滅請求
 6.費用償還請求権
 7.質権行使/債権消滅時効
 (弁済を促す作用のみで、債権の請求をしている訳ではないから)、
 8.物上代位(質権準用あり留置権準用なし
 9.物上保証人の求償権
 《不準用》
 ▲代替担保提供後消滅請求、占有喪失による消滅

・流質
 目的:債務者の不当なる拘束を防ぐこと
   ・弁済期『』の流質契約『無効
   ・弁済期『』の流質契約『有効

【転質】
 存続期間内、『自己の責任』で転質『OK』=『承諾なし』でも『OK
 『承諾』は責任の大きさの違いを決定づける
  ①『承諾』転質…過失責任
  ②『責任』転質…無過失責任
   *転質しなかったら物は壊れなかったハズでしょう!?

・責任転質の効果
 ①優先弁済的効力
  ・転質権者は競売に付し、売却代金から優先弁済受けられる
  ・転質を実行するには原質権/転質権供に弁済期到来が条件
  ・転質権者が弁済受け残余があるとき原質権者も弁済受けられる
 ②点質の原質権に対する拘束
  ・原質権者は転質権者を害する処分行為は『NG』
   (例え、処分行為をしても転質権者に対抗『できない』
    原質権者から債務者に通知、債務者承諾なら対抗『できる』)

【共同質入説 vs 質物再度質入説〈判例〉】*見解問題出題実績あり
 ①共同質入説
  質権、被担保債権に『共同して』質権を設定
   *転質権者は原質権の被担保債権の直接取立『OK』
 ②質物再度質入説〈判例〉
  被担保債権から引き離して質権が把握する『交換価値』に質権設定
   *転質権者は原質権の被担保債権の直接取立NG
*①説②説でも設定『OK』
 『転質』被担保債権>『原質』被担保債権 の状態のとき
*①説②説でも設定『NG』
 『原質』被担保債権弁済期未到来 のとき

==【動産質権】========
 対抗要件:継続して質物の占有
     (当事者(債務者/設定者以外の第3者)間では有効)
 存続期間:限定なし
 占有回復:占有回収の訴えのみ回復(遺失物回復請求権『NG』)
   実行:債権弁済なし
      ↓正当理由あり(鑑定人の評価に従って弁済に充てる)
      ↓裁判所に請求(債務者に請求を通知する)
 *根動産質:登記がないので極度額の定め不要
================
==【不動産質権】=======
   特徴:使用収益権あり《例》目的物果実
      承諾なくOK』(→だから、利息請求NG』)
        【★↑何度も間違えてるゾ↑★】特約排除『OK』
 効力要件:目的不動産『引渡し』(占有継続は対抗要件『ではない』)
      第3者対抗要件『登記』(特約も登記が対抗要件)
 存続期間:MAX10年(引き直しても10年)(※買戻しも10年ね!)
     *当然に消滅
     (無担保債権、使用収益権喪失、競売優先弁済喪失)
 *根不動産質:登記が対抗要件(極度額の定め『必要』)

使用収益権あり
 競売されても競落人が弁済しないと消滅しない(民執59)
使用収益権なし』 
 最優先順位でも後順位者の競売で消滅する
================
==【権利質】=========
  目的:財産権(債権・株式・無体財産権)
  設定:原則:債権証書の交付『不要』
     例外:『譲渡するとき』証券交付が効力要件ならば証券交付
対抗要件:(目的物:指名債権のとき)
    第3債務者へ質権設定『通知』&『承諾』
    第3債務者『以外』確定日付のある証書で『通知』&『承諾』
      *具体的に質権者を特定して行うこと

【取立権/供託請求権】
 ① 質権者の債権弁済期
 ② 第3債務者の債権弁済期

 《①.②ともに到来》
  質権者から第3債務者へ『直接』取立『OK
 《①未到来②到来》
  質権者から第3債務者へ『直接』取立『NG
  供託請求『OK』
《金銭以外の債権質のとき》
  ①未到来でも直接取立『OK』
 *第3債務者からの目的物引渡で質権者は物上に動産質/不動産質を持つ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(1回目)
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