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国家資格に挑戦中の私。日々、迷いや物忘れとの闘い…。
そんな自分の健忘録とまとめのノートを兼ねてます。

契約(各論)寄託

2017-05-18 13:36:23 | 民法
契約(各論)寄託
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Keywords
『物の保管』という限定役務の提供=特殊契約
保管事務処理=委任契約と類似
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
*総則
【寄託(657)】
 *原則:無償、片務、要物契約
  例外:有償、双務、要物契約(報酬支払特約時)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[効力発生要件]
当事者の一方→→→《約束する》→→→相手方
       (ある物を保管する)
当事者の一方←←←《受取る》←←←←相手方
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・寄託物使用、第3者による保管(658) 
 受寄者:【寄託者の承諾】→寄託物使用、第3者への再寄託NG
     無償寄託:自己の財産におけると同一の注意義務
     有償寄託:善管注意義務(*寄託との違い)
     通知義務:第3者より訴えの提起、差押え、仮差押え、仮処分
     
 寄託者:性質、瑕疵により損害を受けた受寄者へ賠償義務
    (▲寄託者善意無過失or受寄者の悪意の立証時を除く)
     →委任者の無過失責任(650)と比較

・寄託者による返還請求(662) (*消費貸借とのちがい)
  寄託者:いつでも返還請求OK
     (返還期限の定めが『あっても』『なくても』)

  受寄者:
  【寄託物返還時期】
   返還期限定め『なし』……いつでも返還OK
   返還期限定め『あり』……原則:期間前返還NG
               例外:やむを得ない事由があるとき「のみ」
  【寄託物返還場所】
   原則:保管すべき場所
   例外:受寄者による正当事由をもってした「場所」の変更時

委任規定の準用(665)
  受取物引渡義務(646)
  金銭消費の責任(647)
  無償委任原則、報酬後払い(648)
  費用前払義務(649)
  費用償還義務(650)
  受寄者が債務を負った場合の弁済義務(650)

・消費寄託(666)=消費貸借規定準用  《例》:銀行業務
  受寄者が寄託物を消費して、同種、同等、同量の物を返還する契約
  目的物は代替物で「なけらばならない」 
  返還時期の定めなき消費寄託=いつでも返還請求OK 
  《例》:普通預金払戻し ↑消費貸借では相当期間を定め返還催告が必要

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【返還時期の比較】
   《寄託》
期限の定め「あり」
  寄託者:いつでも返還請求OK
  受寄者:やむを得ない事情がない限り返還NG  
期限の定め「なし」
  寄託者:いつでも返還請求OK
  受寄者:いつでも返還OK
   《消費寄託》
期限の定め「あり」
  消費寄託者:期限前の返還請求NG
  消費受寄者:期限前の返還NG
期限の定め「なし」
  消費寄託者:いつでも返還請求OK
  消費受寄者:いつでも返還OK
   《消費貸借
期限の定め「あり」
  貸主:期限前の返還請求NG
  借主:期限までの利息を付せばいつでも返還OK
期限の定め「なし」
  貸主:相当期間経過後返還請求OK
  借主:返還時までの利息を付せばいつでも返還OK
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類似words
委任消費貸借
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(1回目)
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