とことんV・ファーレン

今季もJ2で戦うV・ファーレン長崎 J1復帰を目指す!

カマタマーレ讃岐 VS V・ファーレン長崎

2017-07-03 19:06:51 | V・ファーレン長崎
前半序盤は相手にペースを握られるがその後は一進一退。
長崎は鋭いサイド攻撃を何度か見せるが決定機までは持ち込めず、前線の3人が活きるシーンが殆ど無かった。
折角ターゲットとなる選手が居るのに、ゴール前に入れるボールの質も欠いてしまう。
後半は終始互角の攻防が展開される。
長崎は縦パスなど良い組み立てがあるんだが、そこからの精度を欠いてチャンスに繋げられない。
雑なプレーもありしっくりこないというのか全体的に噛み合わず、そのまま決め手を欠きゲームが進んで行く。
だがしかし80分過ぎに、翁長のクロスからファンマがヘッドで枠を捉え、キーパーが弾いたのをゴール前に詰めてた飯尾がシュートに行くが惜しくもバーを叩き、その跳ね返りを幸野が体勢を崩しながらシュートを放つがキーパーにブロックされる、という絶好の決定機からCKを得る。
そしてこのCKから乾のヘッドが澤田の足元に渡り、それを澤田がダイレクトでゴールに蹴り込み長崎先制。
その直後アシストした乾のお子さん誕生を祝い揺りかごダンスを披露。
先制前にあった決定機からのいい流れを見事先制に結び付けた。
その後押し込まれるとこもあったが、上手く時間を使うなどして凌ぎ切り0-1で長崎の勝利!
前節はフィニッシュの質というとこだったが、今節はそこに行くまでの質を欠いたがなんとか勝利を物にした長崎。
しかしサッカーとは面白いもので、前節は不運な失点が響いてしまい決して内容は悪くなかったんだが敗戦となり、今節は決して褒められる内容ではなかったんだが、決めるとこ決めれて勝利というね。
とはいえこの日のDF陣はよく頑張って光ってたし、ゴール前に入れる相手のボールをことごとくと言っていい位跳ね返して決定機を作らせなかった。

さて次節から後半戦ということで前半戦を少し振り返れば、スポーツにたら・ればは無いんだがそれでも言わせてもらうと、エースであるファンマがコンスタントにスタメン出場してれば、間違いなく現在以上の勝ち点だった。
結局前半戦でファンマがスタメンだったのは10試合に止まったわけだが、シーズン序盤ファンマを軸に試合内容・結果共に素晴らしい出来だった時期があったが、そこでの数試合欠場は痛過ぎたしその後の欠場も響いてしまった。
21試合中10試合という事で約半分なんだが、せめて三分の二ぐらいでもスタメン張れてたらまた全然違ってたし、そこは高木監督も計算外だったのではないだろうか。
だが怪我ばかりはどうしようもないんでそこは本当にたれ・ればになるんだがね。
でもファンマが居ない中でのゲームはいくらチームとしての質が落ちるとしても、なんとかしぶとい戦いが出来たのかなと。
そのファンマはようやく復帰してくれたんで、後半戦はコンスタントにスタメン張ってくれる事を願う。

そして個人的に前半戦のMVPを選ぶとすればやはりファンマとなるかな。
いくらスタメン出場が半分だったとはいえ、得点力なりポストプレーはもちろん守備も献身的で、セットプレーでも攻守に利いてとその攻守での活躍がなければ今の勝ち点は無かったと言えるし、やはりその存在感は抜群。
高木監督が実際に観て獲っただけの選手で、巧い・高い・強いとどう見ても別格だ。
そんな選手なだけに後半戦はよりマークが厳しくなると思うが、そんなもんはブチ破ってもらいたい。
ただジャッジなどにカリカリしてしまうとこがあるんで(これについては以前書いて十二分理解出来るんだが)、そこは出来る限り冷静に対処と本人にしっかり念を押しとかないと。




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