とことんV・ファーレン

今季もJ2で戦うV・ファーレン長崎 J1復帰を目指す!

長崎総科大附VS青森山田

2018-01-04 19:53:38 | V・ファーレン長崎
選手権3回戦。
前半は緊張感漂い一瞬も目を離せない一進一退の攻防で、球際の激しいゴツゴツとした手に汗握る展開に。
開始早々総附はロングスローからの決定機がありキーパーにブロックされるも、そのこぼれを安藤が果敢にヘッドで狙いに行き、相手選手が足を高く上げ安藤の頭を蹴るも、なぜかファールとならず。
開始早々なだけにPKを躊躇したと思われるが、しっかりとジャッジして欲しかった。
総附はコンビネーションを活かしたサイド攻撃やロングスローからもチャンスを作って行く中24分、中央で受けた安藤が巧みな個人技でマーカーを置き去りにし、ドリブルからゴール右隅を狙う豪快ミドルを決めて総附が先制する。
エース・安藤が個の力を見せ付けた。
終盤立て続けにヒヤリとするシーンを作られるが、好ブロックなどで凌ぎ1-0のまま前半終了。
後半は青森山田が攻勢に出て一方的ともいえる展開となる中、総附はカウンターなどからサイドや中央での突破、そしてセットプレーでもチャンスを作り幾つか決定機もあったが、喉から手が出る程欲しい追加点を惜しくも奪えない。
序盤から相手に決定機を作られ確か5~6個はあったと思うが、GK湊がビッグセーブを連発するなど守備陣を軸にチーム全体で体を張りに張ってボールを弾き出して行く。
そしてATまで何とか漕ぎ着け終了間際にも絶体絶命のピンチがあったがシュートが枠を外れ、耐えに耐えて粘りに粘り最後まで失点を許さなかった総附が執念で勝利を掴み取った。
追加点を取れるチャンスを物に出来なかったのは残念だったが、GK湊が当たってたし集中を切らさない強固な守備は見事の一言だった。
ボールホルダーへの厳しいプレスにしても、本当に総附の選手達は心身共に良く鍛えられてる。

ところでこの試合でイエローもらった安藤が次の試合出場停止に。
足を高く上げたわけでも選手を蹴ったわけでもなくただボールに反応しただけだったし、安藤のフィジカルが強くて相手選手が倒れただけでファールならまだ判るがカードが出るプレーではなかったが、2回戦で訳の判らないイエローを出した質の無い主審の判断が悔やまれてならない。
昨年の総附にしても前線にタレント揃ってて守備の堅い本当に良いチームだったのに最後安藤が倒されてのPK見過ごされたのが敗因となったように、トーナメントを勝ち抜くには審判のジャッジ面での運不運も大きく関わって来るんよね。

準々決勝の相手はまたも優勝候補の流通経済大柏。
エースの安藤が出れないのは痛過ぎるが、代わりに入る選手含めて小嶺さんの打つ手に期待だ。





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