マダムLinのほろ酔いトーク

映画と小説の日々

素晴らしきかな、人生

2017-03-06 14:47:50 | Weblog
昨日から年休をもらって三連休中のわたし、このところ公私ともに落ち着かず、ボロボロ状態だった。何も予定のない休日を作り、一気にエネルギーチャージを図ります。

昨日は確定申告をお願いした娘婿さんの労を労って、一家とステーキランチ。久々に孫くんとポケモンハントに出かけ、若さをチャージ出来たかな。

今日は朝から近くのモールまで40分かけて歩き、映画鑑賞です。
お目当ては、これ。



何となくタイトルから、ハートウォーミングな内容を期待していたのですが、案に違いシリアスな展開。

敏腕広告マンであるハワード(ウィル・スミス)は、人の心を掴むキーワードは三つ、「愛」と「時間」と「死」であると説きます。万国共通、人間は誰も愛を求め、死を恐れ、死に至る時間を少しでも伸ばそうとするのだ、と。

ところが数年後、ハワードは一人娘を亡くし、心を閉ざした人となってしまう。
そんな彼に心を痛める、職場の3人。



共同経営者のホイット(エドワード・ノートン)
は離婚して最愛の娘から冷たくされ、会うこともままならない。
サイモンは不治の病で、余命わずが。
ケイト・ウィンスレット演じる女性社員は高齢出産ギリギリの歳で、精子バンクのネットを漁る日々。

ハワードだけでなく、登場人物ひとりひとりが何らかの問題を抱え、苦しんでいるようだ。

3人はハワードの精神状態が良くない証拠を得るために、俳優を雇い「死」と「愛」と「時間」を演じさせ、ハワードに揺さぶりをかける。

このあたりのやり取りは抽象的だが、「死」も「愛」も「時間」も、ハワードにとって憎悪の対象でしかないことが浮き彫りになる。
中でも「死」を演じたヘレン・ミレンは秀逸。





飄々として、達観の趣き。それでいて愛嬌に満ちている。
メリル・ストリープと共に、憧れの女性だなあ。

最後はともに子を亡くし苦しむ人々の中で絆を見つけ、心を開くハワード。
よかった、よかった。

何度も何かの象徴のように表れるドミノ倒し。



最後は自然の力で倒れ、崩れていく。
心の鎧が解かれた瞬間なのだろうか。

人生はドミノ倒しのようなものかも。

ほんの些細なことが、大きな砦を壊すきっかけになる。
小説の神はディテールに宿るというけれど、人生の鍵もまた些事に宿る。
それを見失わないようにしなければ。

今朝はかなり落ち込んでいたけれど、これを書くことで持ち直したかな。
頑張らなくちゃ。

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